10/23/2023
強気
ベライゾン・コミュニケーションズ
強気
非常に割安なバリュエーション、寡占市場、増加するフリーキャッシュフロー、そして市場トップクラスの収益性を踏まえ、同社に対して強気で見ています。

ベライゾン(VZ / Verizon)予想配当利回り8% / 強気:高配当テレコム株の配当分析と今後の株価見通し・将来性(前編)

silver iMac near iPhone on brown wooden tableヴェンカット・ ラガーヴァンヴェンカット・ ラガーヴァン
記事要約
  • ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)は世界第2位の通信会社であり、全米で急速に5Gと光ファイバーの普及を進めている。
  • 同社は安定した増配を17年間続けており、足元では8.5%の予想配当利回りを提供している。
  • 同社は設備投資のピークを通過し、今後も安定したフリーキャッシュフローを見込んでいる。
この記事は約 7 分で読むことができます。(記事文字数:約 3,300 文字)

デジタル・エコシステムの基盤

2023年は人工知能が話題となっている。ChatGPTやその他のAIを搭載した言語モデルの登場により、手作業の多い仕事が取って代わられる可能性があるため、ほとんど全ての業界で不安を生み出している。

AIだけでなく現代のあらゆるテクノロジーは、質の高いコミュニケーション技術に依存している。

インターネットはデジタル・エコシステムの生命線であり、インターネット・サービス・プロバイダーはそのライフラインを形成している。

北米では、この業界にはほんの一握りのプレーヤーしか存在せず、彼らは巨大な資産をベースとした競争優位性である、広大なネットワークを誇っている。

そして、その巨大なネットワークは、新規参入企業にとって資本面で大きな参入障壁となっている。

全地域の中で、北米はインターネットの総コストが最も高く、1ギガバイト当たりの平均コストは4.59ドルで、世界平均の2.59ドルを上回っている。

この地域では米国が最も高く(6.00ドル)、カナダ(5.37ドル)がそれに次いでいる。

一方で、バミューダ(3.42ドル)が最も安くなっている。

(出典:Cable.co.uk

北米のテレコム業界は寡占状態で、米国とカナダではそれぞれごく少数の企業が人口の大部分に重要なサービスを提供している。

従って、これらの企業は協調して価格を引き上げ、顧客は代替手段がないために高額な支払いを余儀なくされている。

それでは、この業界の長所と短所をいくつか挙げてみよう。

テレコム・セクターへの投資メリット

  • 経済状況に影響を受ける需要への非弾力性により、定期的な収益が得られるベア相場や不況時であっても、インターネットやワイヤレス接続を解約する人はいない。実際、デジタル化が進むこのエコシステムでは、人々はオンラインで雇用機会を求める傾向がある。

  • 確実な収益性とフリー・キャッシュフロー: 通信事業者は、収益が予測可能であるため、量的引き締め局面においても確実に利益を上げることができる。そのため、余剰利益で買収、配当、債務償還を行うことができる。

  • 多額の持続可能な配当テレコム・セクターの老舗企業は、配当金を手厚く支払っており、これらの配当金は景気の浮沈を問わず維持されている。

テレコム・セクターへの投資リスク

  • 資本集約的な資産基盤の拡大:多くの場合、電気通信会社は競争上の優位性を維持するため、より新しい技術

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