10/29/2023
強気
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ
強気
景気に強いビジネス、割安なバリュエーション、業界トップクラスの成長、優れた配当カバー率と成長ポテンシャルを踏まえて、同社に対して強気で見ています。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)予想配当利回り9% / 強気:高配当嗜好品銘柄の株価分析と今後の見通し・将来性(前編)

brown and silver round coinヴェンカット・ ラガーヴァンヴェンカット・ ラガーヴァン
記事要約
  • 不況の可能性が意識される局面では、「収益性」、「フリーキャッシュフロー」、「管理可能な負債残高」、「価格決定力」の4つのポイントを備える企業を優先したい。
  • また、投資家は、収益性の高い企業に投資し続けることが重要であり、価格決定力のある製品やサービスを提供する企業が推奨される。
  • そして、タバコやアルコールのような製品は、道徳的な懸念はあるにせよ、景気後退期には好業績を上げる傾向がある。
  • 中でも、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)は180カ国以上に展開する世界的大企業であり、年間予想配当利回りは9.4%となっていることからも、投資家にとって魅力的な選択肢となる可能性が高い。
この記事は約 6 分で読むことができます。(記事文字数:約 3,000 文字)

はじめに

金利が上昇し、世界経済が低迷する中、投資家は景気後退に備えなければならない。

現時点では、フリー・キャッシュ・フローが潤沢で、負債残高がコントロール可能であり、価格決定力のある製品やサービスを提供する、収益性の高い企業に投資し続けることが重要である。

つまり、需要を破壊することなく、顧客に対して値上げができる企業でなければならない。

最近、アイスクリーム・メーカーのベン&ジェリーズや、人気消費財メーカーのユニリーバは 、 コスト上昇の中、顧客がより安価なプライベートブランドに流れたため、 販売量が減少したと報告している

しかし、価格に関係なく、顧客を維持している企業もある。

北米の電力会社はその良い例であり、顧客に対して値上げする権限を規制当局から与えられている。

歴史的なデータによれば、これらの不況時に強い企業は、不況に強いプロダクトを持っており、市場における経済上の問題にもかかわらず需要が伸びており、特に若い世代の間で人気が高まる傾向にある。

金融危機の間、タバコ製品とアルコールは高い成長を経験した消費財のひとつであり、この傾向はCOVID-19のパンデミックの間も続いた。

(出典:Toptal.com

一方で、これらの商品に対する道徳的な観点から、多くの投資家はタバコ会社への投資を避けている。

しかし、 世界の大半の市場で、健康への害を示す警告が大々的に出されているにもかかわらず 、タバコ需要は依然として強く、成長を続けている点は注目に値する。

本日は、配当の支払いに非常に寛大な、世界的なタバコ業界のリーダーを紹介したい。

注:この銘柄は、ロンドン証券取引所に上場しています。その為、本レポート上の価格および数値は全て英ポンド建てで表記しております。英国は、海外投資家に支払われる配当金に対して、外国税を源泉徴収しておりません。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI:年間予想配当利回り:9.4%)

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)は、BATの名で親しまれ、2022年度の売上高で世界第3位のタバコ会社である。

世界のタバコ会社の中で、BATは180カ国以上で事業を展開し、最も大規模な海外拠点網を維持している。

先進国では、可燃性たばこの消費量が減少しているにもかかわらず、ケント、ラッキーストライク、ダンヒルといった人気ブランドのメーカーであるBATは、バングラ

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