パロアルトネットワークス(PANW)は、2024年度第1四半期決算において、ビリング(未収請求考慮後の売上高)ガイダンスを下方修正した。
当初、同社はビリングの伸びを19%と予測していたが、今回17%に下方修正した。
これは、今後の成長率の鈍化を示唆するものであり、明らかに良くない印象を与える。
これは、売上高ガイダンスには直接影響しないものの、サイバーセキュリティ需要が減速する可能性を残している。
しかし、長期的なサイバーセキュリティ需要という強い追い風を受け、年平均成長率約25%でEPSを伸ばしている同社にとって、予想EPSの43倍という株価は妥当な水準であると私は考えている。
前回の分析で、私は下記の様に説明した。
・私は2022年8月30日にパロアルトネットワークスを推奨した。
・株価がプラスに転じるまで9カ月以上かかったが、その間の市場環境は厳しいものだった。
・しかし、私が推奨する基本的な理由は変わっていない。
・株価は割安で、力強い成長の見込みがあると信じている。
実際に、2023年11月16日時点、株価はプレマーケットで6%下落している。
とはいえ、質の高いビジネスに投資する場合、常に順調であるとは限らないのは事実だ。
こうしたパフォーマンスの変動は、短期的には難しく感じられるかもしれない。
しかし、長期的には、投資家の期待値が高すぎなければ、投資家はじっと我慢することで良い結果が得られると信じている。
繰り返すが、悪魔は細部に潜んでいるのである。
決算説明会では、パロアルトネットワークスがサイバーセキュリティ業界においてユニークなポジションにあり、課題と機会の両方に直面していることが説明された。
その中で強調されたのは、ビリングに関する交渉の影響であり、様々なビリング体系に対する顧客の要求に対応するために、同社内において柔軟性が優先されている点である。
この戦略は、顧客が支払い期間の延長による大幅な値引きを求めるなど、交渉の力学が変化していることへの対応と思われる。
成長分野については、SASE(Secure Access Service Edge)とXSIAM(Extended Security Incident and Ev
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