世界人口が増え続ける中、エネルギー安全保障の確保は、多様な社会の拡大するニーズを維持し、経済発展を促進し、希少なエネルギー資源をめぐる競争から生じる地政学的緊張を緩和するために、ますます重要になっている。
国際エネルギー機関(IEA)は、2050年のエネルギー源は炭化水素が主流になると予測し続けていることから、私たちは、慎重に選択した自らの投資を通じて、この粘り強い需要から利益を得たいと考えている。
エネルギー投資家としては、下記の3つのセクターから選択することになる。
上流部門(Upstream):石油・ガス価格に直接連動して利益を上げる探鉱・生産会社。 そのため、株価は変動しやすい。
下流部門(Downstream):原油や天然ガスの精製を行い、ガソリン、暖房油、塗料などの製品に加工する。これらの事業は、原料であるエネルギーと生産物である精製品の価格差という、異なる変動要因に直面する。需給次第では、スプレッドは乱高下し、予測不可能なものになる可能性がある。
中流部門(Midstream):炭化水素を安全に貯蔵、輸送、処理するためのインフラを所有し、維持している企業である。中流企業は、何マイルものパイプライン、貯蔵能力、分留施設を所有し、商品価格に連動するのではなく、手数料ベースの契約を通じて業界にサービスを提供している。
地球から採掘された原料炭化水素は全て精製業者に運ばれ、処理されなければならない。
その後、商品を貯蔵し、輸出するために港まで輸送する必要がある。
これら全てを行うのが中流企業である。
中流企業はその資産で石油業界にサービスを提供し、商品や原料を直接生産することはない。
そのため、商品価格に左右されることはないのである。
エネルギー・パイプラインは、多くの点で有料道路の所有に似ている。
建設には時間と資本支出がかかるが、一度、大仕事を終えれば、あとはインフラを利用する人々から料金を徴収することができるからである。
気候変動に焦点を当てた法律や、エネルギー・パイプライン・プロジェクトに対する実質的な反対もあり、新しいパイプラインの政府承認を得ることは重要な課題である。
これは成長の妨げになる一方で、設備投資や競合他社を抑制することにも繋がる。
ここでは、地道な事業で高い利回りを期待できる中流企業2社に注目したい。
ONEO
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