※「【最新】2024年度米国株見通し:S&P500は年末に5400ポイントも視野に - Part 1」の続き
2023年、私は投資家に対し、FRBが何をするかに注目し、パウエル議長を含むFRB高官の発言は無視するよう忠告した。
なぜなら、FRBは期待を管理するためにタカ派的なレトリックを織り交ぜているからである。
FRBが政策面で手の内を見せることはなく、それは2024年も変わらないだろう。
最新の経済予測では、FRBは今年3回の25ベーシスポイントの利下げを見込んでいる。
しかし、私は、CMEのFed Funds先物市場に反映されている投資家のコンセンサスと一致する6回の利下げを期待している。

現時点では、投資家はインフレ率の低下を裏付ける経済データの弱含みを期待しており、そうなればFRBは今年3月までに利下げを開始できるだろう。
年が進むにつれ、FRBのインフレ目標が視野に入ってくるため、その焦点は成長の持続性に対する懸念に移っていくだろう。
従って、今年の市場と経済のパフォーマンスにとって鍵となるのは、FRBが基準金利を中立的な水準(私は3~3.5%と見ている)に近づけるため、どの程度のペースで利下げを行うかである。
FRBが金融引き締めを長引かせすぎれば、ソフトランディングと強気相場が弱まってしまう可能性がある。
そして、これは私のメイン・シナリオではない。
私には、パウエル議長はソフトランディングを自分の遺産にしたいと考えているように思える。
だから、彼は引き締めには消極的だったが、緩和政策に積極的になることを期待している。
絶対値よりも数字の変化率に注目することは、市場を予測する上で常に最良のアプローチであると考える。
そして、昨年も投資家にとってはそうであった。
それは、ディスインフレのトレンドが一貫して軌道に乗っており、景気拡大が健在であることを物語っていた。
この1年で最も重要な数値はインフレ率で、1年半前の高水準から減速を続けている。
クリーブランド連銀のインフレーション・ナウキャスティング・モデルによると、コア個人消費支出(PCE)価格指数は12月の3%から1月には2.8%に低下した。
以上より、FRBの目標は目前であることが分かる。

今年最も重要な数字は経済成長率である。
そのため、インフレ率にはあまり注目せず
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