AI (人工知能)の代名詞であるエヌビディア(NVDA)の大幅増益を受けて、強気相場が本格化している。
同社の株価とAI産業に関連する株価は目もくらむような高さまで上昇し、株式市場に再びバブルが発生する懸念が高まっている。
実際に、バリュエーションが利益を上回って上昇し続ければ、バブルとなる可能性がある。
しかし、広範な市場(幅広い銘柄)が相応に評価され、基礎的な経済ファンダメンタルズが依然として堅調であることを踏まえると、それはバブルではないとの見方も可能であるように思える。
それでも、この二分化された市場は投資家に難題を突きつけており、今週のアップデートで私が注目したいのはこの点である。
「今年の最大の勝者を追うのか、それともまだ市場であまり関心が示されていないがポテンシャルのある明日の市場を探すのか」である。

私は経済や市場分析に関しては、変化率に従うことを強く支持している。
しかし、これはソフトランディング環境では難しい。なぜなら、追い風であるインフレ率の低下を実現するためには、逆風である経済成長率を減速させなければならないからである。
ここでの重要な変数はFRBの基準金利であり、経済成長率が過度に鈍化しないような時間枠の中で、緩和の過程で中立金利への復帰を開始しなければならない。
そのため、この1年間はFRBの政策が投資家の注目の的であり、この緩和サイクルの時期が不透明であったため、今年に入ってから、一部の銘柄を除く、多くの銘柄の株価が伸び悩んでいる。
もし、そう感じないのであれば、それはAI関連の株価が急騰しているからである。
AI関連銘柄の株価は、金利が長期的に高止まりする可能性があるにもかかわらず、市場ではその影響を受けにくいとみられている。
ただし、時期がどうであれ、私は市場のコンセンサスとしては、金融政策における次のステップは利下げだと確信しており、それはプラスの変化率である。
同時にエコノミストたちは、最も重要な経済変数に対する期待値も引き上げており、それらの変化率もプラスである。
これはすべて、現在進行中のディスインフレの過程で起こっていることであり、市場が強気であることは明らかである。

昨年第4四半期の決算シーズンも終盤を迎えている。
前年同期比の成長率は3.2%と、予想の1.5%を上回りそうであり、またしても、プラスの変化率である。

今年の予想
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