私のレポートの常連の読者であれば、私たちが世界の半導体サプライチェーンの主要プレーヤーである特定の台湾企業による月次売上高報告に特に注目していることをご存じだろう。
四半期決算が報告されるまで待たなくても、その四半期に何が起こっているかを知ることができるからである。
以下の表は、2024年2月に報告された売上高に基づく最新の結果を示している。
表1:台湾企業の月次売上高 / 前月比変化率(%)

上記の表では、前月比がマイナスの場合、セルは赤色に、プラスの場合は緑色に表示されている。
そして、各セルの数字は、実際の増減率を示す。
明らかに、2月のデータにはまだかなりの数の赤いセルがあることが分かる。
具体的には、前月比16件中10件がマイナスで、1月の8件から増加している。
この中で特に興味深いのは、QuantaとWiWynnの好調な業績である。
これは、AIアクセラレーションサーバーの需要急増に伴う追い風によるものと思われる。
そして、1月と2月のデータを見ると、一進一退の様相を呈している。
その一例がUnimicronで、1月は前月比12.7%増だったが、2月は同10.2%減となった。
要するに、景気回復と呼べるようなものはまだその勢いを維持するのに苦労しているということだ。
前述したように、売上高の前月比を比較するのは難しい。
例えば、各四半期の初月に一貫して低収益を記録し、その後2ヶ月目、3ヶ月目に高収益を記録する企業がある。
Acerはそのような企業の良い例であり、Asusも同様であるが、それほど一貫しているわけではない。
これらの企業の場合、新四半期の1ヶ月目と前四半期の3ヶ月目を比較すると、実際には存在しないネガティブ・トレンドの誤った印象を与える可能性がある。
結局のところ、前月比データの意味を正しく解釈するためには、こうしたアノマリーを理解する必要があるということである。
多くの読者から、月次データの前年同月比は非常に有用であるとの指摘があったが、確かにその通りである。
前年同期比で比較することで、四半期を通じて月次データに特定のパターンがある企業によるアノマリーを基本的に排除することができる。
そのため、台湾企業の中から厳選した企業の前年同月比データを集計し、それらのデータをどう解釈すべきかについての私たちの分析と
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