【前編】マックスリニア(MXL)注目の半導体銘柄の最新の2023年第4四半期決算と今後の株価見通し・将来性
- 本稿では、注目の米国半導体銘柄であるマックスリニア(MXL)の最新の2023年第4四半期決算分析を通じて、同社の今後の株価見通しと将来性を詳しく解説していきます。
- 2003年に設立されたマックスリニア(MXL)は買収を通じて成長してきたが、Silicon Motionの買収失敗という挫折に直面しています。
- 一方で、半導体製品で知られる同社は、業界の低迷を乗り越え、回復に向けた戦略を練っています。
- 同社は電気通信技術、特にPAM4 DSPに可能性を見出しており、最近の役員インセンティブは楽観的な見通しを示唆しているように見えます。
マックスリニア(MXL)に関して
マックスリニア(MXL)は、2003年に8人のエンジニアによってカリフォルニア州カールスバッドに設立された。
キショア・センドリプ(CEO/会長)とカーティス・リン(CTO)が創業者であり、現在も同社で働いている。
同社は、半導体業界のミックスドシグナル製品に特化したファブレス企業である。
同社は2010年に上場し、その製品は主にデジタルセットトップボックス、車載用ナビゲーションディスプレイ、デジタルTV製品に特化していた。
同社は現在もセットトップボックスとホームゲートウェイでシェアを持っているが、買収を通じて事業を変化させてきており、複数の企業を買収している。
2015年5月にはEntropic Communicationsを買収し、2016年4月にはMicrosemiのワイヤレスバックホール事業を買収した。
さらに、2017年5月にはExar Corpを6億8700万ドルで買収している。
また、2020年にインテル(INTC)のホームゲートウェイ・プラットフォーム部門を買収した。
同社のインテルホームゲートウェイ事業の買収は、前回の半導体サイクルにおけるホームラン買収だった。
問題は、その買収の上に、最悪の買収のひとつであるSilicon Motionを加えたことである。
この件に関しては、以前のレポートで触れているが、結論は下記の通りである。
「彼らはサイクルの頂点にある循環型企業に過大な支払いをし、その後、地政学的な理由と過大な支払いとの間で、その買収取引から手を引いた。おそらく、現在も株価に重くのしかかっている、契約解除料(ブレーク・フィー)を支払わなければならないだろう。さらに悪いことに、Silicon Motionのビジネスは谷を過ぎたので、マックスリニアがそれを所有しようとしたとき、会社としてのSilicon Motionのパフォーマンスは既にかなり悪くなっていた。なんという買収の失敗だろう。」
今日、マックスリニアは、上述の高値で、且つ、失敗した買収によって謙虚になっているが、おそらく永遠にこのような低調なパフォーマンスに留まる会社ではないだろう。
そこで、マックスリニアのビジネスラインと、具体的な事業内容について説明しよう。
マックスリニア(MXL)の概要
マックスリニア(MXL)にはいくつかの主要市場がある。
高いレベルでは、同社は通信費、特
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