決算が発表された後、株価が下落する理由が最初からはっきりしていることも多くある。
例えば、収益や売上高が大きく下振れしたり、また、ガイダンスが期待外れである場合等が挙げられる。
しかし、あまり明確な理由もなく、或いは、もっと微妙な理由で売られることもある。
2024年5月8日にショッピファイ(SHOP)は2024年度第1四半期決算を発表し、業績と売上高予想を上回ったが、株価は20%以上も急落した。
これは正当な理由による下落なのだろうか?
もしそうでないのだとしたら、これは押し目買いのチャンスなのだろうか?
今では同社は有名となり、現在も10%台後半で成長しているが、比較的割高なバリュエーションが付与されているのも事実である。
では、2024年度第1四半期決算の詳細について見ていきたい。
ショッピファイ(SHOP)は収益と売上高の予想を上回ることができたが、決算発表後、同社の株価は20%程度下落した。

売上高は23%増で、同社が閉鎖する予定のロジスティクス(物流)事業を除くと29%増となる。
見ての通り、売上高の伸びに関しては、マーチャント・ソリューション部門の方が目覚ましかったと言える。
そして、これは前四半期に同社が提示したガイダンスとほぼ一致している。
(原文)Revenue to grow at a low-twenties percentage rate on a year-over-year basis, which translates into a year-over-year growth rate in the mid-to-high-twenties when adjusting for the 500 to 600 basis points impact from the sale of our logistics businesses;
(日本語訳)売上高は前年同期比で20%台前半の成長率を見込んでおり、ロジスティクス事業の売却による500~600ベーシス・ポイントの影響を調整すると、前年同期比の成長率は20%台半ばから後半となる。
(出典:ショッピファイの2023年度第4四半期決算発表より)
ショッピファイのGAAPベースの黒字化への道筋を分析する投資家にとって極めて重要な指標である
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