マッチ・グループ(MTCH)のガイダンスは決して良い内容ではなかった。
特に、同社が私の期待に応えられなかったのは、これで2四半期連続となる。
そのため、今回の決算の内容を受けて、私は同社への見通しを「中立」に引き下げることとした。
一方で、同社に関しては、必ずしも悪いことばかりではないとうのも事実である。
同社は、アクティビスト株主グループの監視の下、これ以上の買収は行わず、株主に資本を還元することを決定している(あるいは要請されている)と見ている。
そして、フリー・キャッシュフローの75%に相当する額を積極的に還元している。
とはいえ、私は今後数週間で、同社よりももっと良い投資対象が見つける予定である。
そして何より、投資においては、どの様な状況に直面しても、感情的にならないことが重要であると信じている。
マッチ・グループ(MTCH)は、ティンダー、Match.com、OkCupidを含む様々なオンライン・デーティング・プラットフォームを運営しているテクノロジー企業である。
同社は、オンライン・プラットフォームを通じて人々がつながり、チャットし、現実の出会いをアレンジするテクノロジーを提供している。

上記のグラフを見ると、同社のアメリカ大陸における有料課金ユーザーは前年同期比で14%減少していることがわかる。
つまり、同社は、多くの金額を支払う傾向にあるアメリカ大陸における有料課金ユーザーを失っているのである。
経営陣が何をしようと、競争が激しすぎるというのも現状であり、この事業のユニークな価値提案は損なわれつつあるように見える。

前回の分析で私は下記の様に述べている。
「次年度のガイダンスでは、年平均成長率(CAGR)は高いところで9%となっている。経営陣はおそらく保守的なガイダンスに努めており、2024年が終わった時点では、年平均成長率は10%に達する可能性が高いと私は見ている。」
他の分析と同じように、マッチ・グループ(MTCH)は売上高を安定させ成長させるために全力を尽くしているが、価格決定力だけに頼る戦略は往々にして上手くいかないと見ている。
一方で、同社に関する良いニュースも幾つか紹介したい。
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