最近の株価上昇は、ブロードコム(AVGO:予想配当利回り1.27%)の始まりに過ぎないと私は考えている。
なぜなら、直近の決算を含む、同社に関連するイベントを分析すると、同社に対する市場の成長期待が十分に根拠のあるものである可能性が高いことを示しているからである。
そのため、私は、同社に対して、足元の高いバリュエーション(評価倍率)を支えるトップラインである売上高のさらなる成長、利益率の向上、配当の継続的な成長が期待出来ると見ている。
まず、2024年6月12日に公表された発表された、ブロードコム(AVGO)の最新の2024年度第2四半期決算報告を分析してみよう。
同社の売上高は124億9,000万ドル(前年同期比43%増、前四半期比4%増) で、コンセンサス予想の120億1,000万ドルを5億ドル以上上回っている。
また、希薄化後のNon-GAAPベースの1株当たり利益(EPS)は10.96 ドル(前年同期比6%増)は、コンセンサス予想を1%近く上回る着地となっている。
そして、ホック・タン最高経営責任者(CEO)は決算説明会で、AI関連の売上が前四半期の23億ドルから31億ドルに成長したことを強調している。
それでは、各セグメントの業績を見てみたい。
同社の事業セグメントは、インフラ事業(Infrastructure)と半導体ソリューション事業(Semiconductor Solutions)、通称「SS」、の2つだけであることはご存じだろう(2024年度第2四半期はSSの売上高が全体の57.7%を占めている)。
半導体ソリューション事業の売上高は、前四半期の小幅な減収にもかかわらず、前年同期比6%増となった。
第2四半期時点で、ジェネレーティブAIソリューションが半導体ソリューション事業の構成比の40%以上を占めている。
加えて、大規模なハイパースケールクライアント向けのイーサネット機器とカスタマイズされたAIアクセラレータが同セグメントの成長に大きく貢献している。
半導体ソリューション事業の大部分を占めるネットワーキング売上高は、ブロードコムが前年度に販売したスイッチの数を倍増させた結果、38 億ドル(前年同期比44%増、前四半期比 15%増)に増加している。
特にTomahawk 5スイッチとJeric
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