※「Part 1:インターネットの進化:Web 1.0、Web 2.0、そしてレディットとAI・LLMと共に迎えるWeb 3.0の世界」の続き
本稿における核心は以下の通りである。Web 3.0はインターネットへのAIの導入によって定義され、それが私たちのインターネット体験を大きく変えるであろう。つまり、ユーザーからのデータ収集やウェブ上のAIエージェントとの相互作用を求めることになる。さらに、AIはすでに有名なチューリングテストをクリアしているため、今後、テキストの向こう側にいる相手が人間かAIかをますます確信できなくなるであろう。Web 2.0における「相手は人間である」という前提は、もはや知り得ないことになる。
Web 2.0はしばしば、ユーザーの閲覧や購買、個人的な習慣に関する情報を収集し、それをもとに更なる広告を提示することに重点を置いていた。それは驚くほど正確な推測やニーズにまで改善されてきた。一方で、Web 3.0は、あなたに関するデータを収集するだけでなく、あなたからデータを収集するものになるであろう。つまり、あなたの発言や思考のより広範かつ詳細なコーパスを収集し、最終的には高度なAIシステムに供給することを意味する。
Web 2.0のように、あなたのデータは個別に匿名に近い形で利用されるだろうが、集合的には私たちのデータはモデルの訓練に使われることになる。あなたに関する情報を収集する代わりに、あなたから情報を収集するようになる。これは重要な転換点である。例えば、フェイスブック上であなたを怒らせ、間違っていることについて口論を続けさせるそのトロールは、さらに訓練データを収集するために設計されたAIボットであるかもしれない。
結果、Web 2.0は過去の美しい理想化されたバージョンのようなものになり、インターネットの相対的な自由と有用性は、私たちの技術的生活の中で最も素晴らしく、最も素朴な時代の一つと見なされるだろう。我々は自由に創造し、楽しみ、情報を交換していた。向こう側には暗い鏡はなかったが、今では誰が人間か分からない。
それでは、Web 3.0を少し垣間見てみよう。私は未来がどうなるか分からないが、いくつかの具体的な意見を持っている。一つは、未来のインターネットは人間とAIの遊び場になるということである。
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