2024年7月の売上高をすでに報告している台湾の半導体およびテクノロジー企業の多くにおいて、特に注目すべき点は、今後数か月間にわたるAIサーバー出荷の見通しが一段と強まっていることです。以下の2つの表は、私が選んだ台湾企業の7月の売上における月次増加(#1)および前年同月比増加(#2)を示しています。
#1:台湾企業の7月の月次売上成長率(%)

#2:台湾企業の7月の前年同月比売上成長率(%)

ここで注目すべきはASPEED Technology(5274.TW)です。同社は今年3月以降、月次売上が順調に増加しており、特に目を引くのは前年同月比の成長です。7月の売上は前年同月比で150%増加しており、その成果はさらに注目に値します。それでは、詳しく見ていきましょう!

定期的に私のレポートご覧いただいている読者の皆様は、私がASPEED Technologyに注目している理由をご存じでしょう。その理由は、同社がBaseband Management Controllers(BMCs)の市場で70%以上のシェアを持っているためです。サーバーボードの製造サイクルがおよそ3か月であることを考慮すると、同社の月次データは、今後の四半期におけるサーバー出荷台数の予測において非常に優れた指標となります。
同社の主力製品はBMCであり、これは同社の売上の90%以上を占めています。顧客は主にサーバーブランドであり、これらのブランドは主にODM(Original Design Manufacturer)やEMS(Electronics Manufacturing Services)に製造を依頼しています。そのため、同社はブランド顧客が指定するODMやEMSに直接製品を販売しています。2022年と2023年の顧客分析によると、同社の売上は特定の顧客に過度に依存していないことがわかります。
そして、同社の7月の売上は6億1,100万台湾ドルに達し、これは同社にとって過去最高の前年比成長率を記録しただけでなく、月次売上としても過去最高を更新しました。
※Baseband Management Controllers(BMCs):サーバーやデータセンターで使用される基盤管理コントローラー。こ
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