08/21/2024
やや強気
マネーライオン
やや強気
マネーライオン(ML)の顧客獲得率の高さと強力な成長軌道を踏まえると、来年の予想EBITDAの6倍という現在のバリュエーションは魅力的だと見ています。

マネーライオン(ML)目標株価は125ドル!最新の2024年第2四半期決算は予想上回り業績好調も株価は軟調!

photography of lion lying on grass bear rock during daytimeマイケル・ウィギンズ・ デ・オリベイラマイケル・ウィギンズ・ デ・オリベイラ
記事要約
  • 本稿では、注目の米国フィンテック企業であるマネーライオン(ML)の最新の2024年第2四半期決算分析を通じて、同社の目標株価、並びに、今後の株価見通しと将来性を詳しく解説していきます。
  • CFPBによる給与前払い商品のニュースで同社の株価が下落しましたが、その影響は限定的な可能性があると見ています。
  • Instacashはマネーライオンの収益の一部に過ぎず、年平均成長率(CAGR)20%と効率的な資本運用が期待されます。
  • 現在の来年の予想EBITDAの6倍というバリュエーションは割安で魅力的であり、株価予想として、2025年夏までの目標株価を125ドルとしています。
  • CFPBの件に関しましては、私の前回のレポートをご覧ください。
この記事は約 8 分で読むことができます。(記事文字数:約 3,900 文字)

マネーライオン(ML)の2024年第2四半期決算に関して

マネーライオン(ML)は、2024年8月6日に2024年第2四半期決算を発表しており、予想以上の業績を報告しました。さらに、2024年のガイダンスによると、同社はこれまで期待されていた年平均成長率(CAGR)20%ではなく、約25%のペースで成長していることが示唆されています。

しかしながら、同社の収益性にはまだ課題が残っています。2024年第1四半期には非常に高い収益性を示したものの、残りの2024年については、それほど明るい見通しではありません。これは当然のことで、同社はまだ成長段階にあり、現時点で収益性の最大化を目指しているわけではありません。

市場がこのビジネスに対して懸念を抱く理由は理解できますが、来年の予想EBITDAの6倍という現在の割安なバリュエーションは、これらの多くの不安要素を許容できる水準であると考えています。特に、非常に強い顧客獲得の実績を考慮すれば、このバリュエーションは妥当と言えるでしょう。

マネーライオン(ML)の短期的な見通し

マネーライオン(ML)は、テクノロジーを駆使して消費者に手軽でコストパフォーマンスの良い金融ソリューションを提供する金融サービス企業です。クレジットカードやローンなど、さまざまな金融商品の取得プロセスを効率化することに力を入れています。

同社の大きな強みの一つは、他社が通常かかるコストのごく一部で新規顧客を獲得できる点です。この効率性により、彼らはサービスを非常に低価格で提供し、多くの人々に金融商品を手軽に利用できるようにしています。

また、同社は、ソーシャルメディアやユーザーデータを活用して、個々のニーズや好みに応じた金融商品やサービスを提供しています。ソーシャルメディアプラットフォームが個人情報を活用してコンテンツや広告を提供するのと同様に、同社も金融データを利用して適切な金融商品を提案しています。

ここで、さらにお伝えしたいことがあります。投資は非常に難しい分野です。情報が多すぎて、混乱しやすいこともあるでしょう。私の投資哲学では、そんな雑音を2つの重要な指標に絞り込んで、各企業を分析しています。その点を踏まえて、次の図をご覧ください。

2024年第2四半期時点での総顧客数は1,700万人、前年比で73%の成長

(出典:2024年度第2四半期決算資料

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