※「【コンヴェクィティ:2024年度中間バリュエーション・レビュー】注目の米国テクノロジー企業の今後の株価見通しを徹底解説!」の続き
ジャムフ・ホールディング(JAMF)は、2024年8月7日に2024年度第2四半期決算を発表しており、成長が著しく鈍化し、現在では成長率が10%台半ばにとどまっていますが、営業利益率は大きく改善されました。同社のNon-GAAPベースの営業利益率は前年同期比で1000ベーシスポイント(100%)向上し、GAAPベースではさらに1700ベーシスポイント(17%)もの改善を見せています。
同社の成長鈍化の主な原因は、COVID-19後の特需が収まったことによるPC市場の低迷です。しかし、IDCによると、2024年第2四半期にはPCの世界出荷台数が2四半期連続で増加しており、その増加率はわずか3%ですが、アップル(AAPL)はMacの出荷台数を前年同期比で20.8%増加させ、市場シェアも2023年第2四半期に比べて1%以上拡大しました。

(出典:IDC)
しかしながら、明らかに、ジャムフ・ホールディングはPC市場の回復やアップルの市場シェア拡大の恩恵を大きく受けているわけではありません。これらのPCやMacがすべて企業向けではなく、消費者向けと企業向けが混在しているため、同社が管理するデバイスの数を大幅に増やすチャンスが限られているという点も考慮する必要があります
今年後半にリリースされる予定のmacOS Sequoiaでは、Apple Intelligenceという名称で、Macにデバイス上で動作する生成AIが導入される予定で、これが消費者市場と企業市場の両方でMacの需要を後押しする可能性があります。また、インテル(INTC)、クアルコム(QCOM)、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)もそれぞれAI対応のPCを計画しており、これがPC市場全体の成長を促進すると期待されています。PC市場におけるAIの追い風は、スマートフォンの販売にも影響を与えるでしょう。たとえば、Apple IntelligenceはiOS 18にも搭載され、iPhone 15 ProやPro Max、そして今後発売されるiPhone 16でも利用可能です。こうしたPC市場全体、および
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