9月16日の米国株式市場は、FRBが明日の会合で利上げ幅を25ベーシスポイントにするか50ベーシスポイントにするかで議論が続く中、ほぼ横ばいで推移しました。
しかし、ここで、昨日のリリースしたレポートにおけるコメントを少し訂正して言うと、実際にはこの利上げ幅はあまり重要ではないと思います。
この騒ぎの中でも、S&P 500のイコールウェイト指数(RSP)で見た平均株価は再び史上最高値を更新しました。
これは、強気相場が一部の大手テクノロジーセクターを超えて広がり、米国経済のソフトランディングが見えてきたことを示しています。
そのため、明日の政策決定がどうなるかについての憶測よりも、市場の動きを注視するべきだと思います。
金融政策で最も重要なのは、明日から緩和サイクルが始まることであり、今年末までの利下げ幅に関係なく、これが2025年の経済成長と企業利益を後押しするはずであると見ています。

(出所:Finviz)
数か月前には「利下げなんて全くありえない」と言っていた評論家たちが、今では「FRBが50ベーシスポイントの利下げを始めないと対応が遅れる」と主張しているのは、なんだかおかしく感じます。
今年の利下げに関する見解はずっとブレ続けていて、年初には最大6回の0.25%利下げが予想されていたのが、初夏にはほぼゼロになるとの見方に変わり、そして今では年末までに少なくとも100ベーシスポイントの緩和があると考えられています。

(出所:Bloomberg)
FRBの高官たちが強硬な発言を繰り返してきたことで見通しが大きく分かれていますが、FRBのパウエル議長は非常に慎重な姿勢を貫いています。
しかし、彼はこれまで市場を失望させたことがないので、明日もその期待に応えるでと見ています。
市場が期待している50ベーシスポイントの利下げに進む可能性も高まっており、これはFRBファンド先物市場で67%の確率とされています。
ただし、もし25ベーシスポイントにとどまった場合、一時的に市場を失望させることとなるかもしれません。
私はここ数カ月、今年最後の3回の会合でそれぞれ25ベーシスポイントの利下げを予想してきましたが、正直なところ、ここまで来ると大差はないように感じています。

(出所:CME Group Inc.)
私は市場の長期的な予想にはあまり重きを置いていません。
というのも、これらの確率は月ごとに大きく変動
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