S&P 500は5週連続で上昇し、史上最高値を更新しました。
この「小さな強気(ブル)相場」は、また一つ節目を迎えています。
最近のインフレに関する好材料も後押ししている状況です。
9月の消費者物価指数(CPI)は予想よりやや高い0.2%の上昇となりましたが、年率では6ヶ月連続で低下し、2.4%に達しました。
これは2021年2月以来の最低水準です。
また、消費者物価に先行する生産者物価は、8月から9月にかけて横ばいで、年率1.8%という2月以来最も小さな伸びとなっています。
2022年夏から続くデフレ傾向が、この強気相場の誕生と成長を支えており、今もその勢いが続いています。
私が経済や市場に対して一貫して楽観的な見方をしてきたのもこのためです。
そして、この流れがすぐに終わるとは考えていません。

(出所:Edward Jones)
一方で、一部の弱気派はS&P 500の大幅な上昇をAIバブルと見ていますが、これは典型的な強気相場の2年目に見られる平均的な上昇率に過ぎないと考えています。
現在、足元の強気相場が始まって以来、S&P 500は累計で60%の上昇を記録しています。
また、この強気相場の基盤は非常に堅実であり、JPモルガン(JPM)のCFOであるジェレミー・バーナム氏が先週の決算発表で指摘したように、アメリカの消費者は「健全な状態にある」と言えます。
歴史的に低い失業率や、実質賃金の増加、そして住宅市場や金融市場での記録的な資産増加を考えれば、彼の意見には納得がいきます。

(出所:Edward Jones)
この強気相場はまだ「始まったばかり」と言えるでしょう。
というのも、1950年以降の強気相場の平均継続期間は5年以上であり、過去12回の強気相場では平均で180%以上の上昇を記録しているからです。
このまま経済成長が続く限り、まだ十分な上昇余地があると言えます。
私は、現在の相場はサイクルの中盤に差し掛かっており、経済拡大が続くことが基本シナリオと考えています。
S&P 500の強気相場(1950年〜現在)

(出所:Carson Investment Research)
アトランタ連銀のGDPNowモデルの最新予測では、直近の四半期の経済成長率は3.2%と見込まれています。
これは
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