マイクロチップ・テクノロジー(MCHP)は11月5日に最新の2025年度第2四半期(暦年:2024年度第3四半期)決算を発表しており、今回の四半期業績は、まさに「災難」といえるものでした。
同社は市場の流れを見誤り、NCNR(キャンセル不可・返却不可)を解除するのも最後まで遅れました。
かつてはサイクルの読みで他をリードしていた彼らが、今では誰よりも外しているという皮肉には驚かされます。
全体的に今回の決算説明会は退屈な内容でした。
航空宇宙や防衛関連の需要は堅調ですが、産業向けの需要は引き続き弱いままです。
この状況は他社とも一致しています。
ただ、「ツール」に関して一つだけ興味深い話がありました。
下記は最新の決算説明会での遣り取りの一部です。
(原文)We are also prepared for the long-term growth of our business, on the one hand, in partnership with our foundry and outsourced single-test partners. And on the other hand, with the optionality of deploying capital, which we have purchased, but not yet placed into service for our internal factories.
(日本語訳)私たちは長期的な事業成長に向けた準備を整えています。一方でファウンドリや外部テストパートナーとの協力体制を強化し、他方では、購入済みでまだ稼働していない自社工場向けの設備投資を柔軟に活用できる選択肢を持っています。
つまり、彼らはまだ使っていない設備をストックして待機させているわけです。
CHIPS法の投資税額控除(ITC)は、半導体製造装置にとって少し前進といえるもので、この点が興味深いと感じました。
彼らは市場の調整が「終盤」に近づいていると見ていますが、この表現はなかなか的を射ているようにも見えます。
上振れのときは需要が無限に感じられる一方で、下振れになると完全に停滞しているように見えるものです。
今は明らかにサイクルの「もう終わりだ」という局面に
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