今週、エヌビディア(NVDA)は驚異的な決算を発表したものの、株価は木曜日の取引を終えた時点でわずか0.54%の上昇にとどまりました。
一方、市場全体が堅調だったこの日、「マグニフィセント7」の他のメンバーは全て下落。
これにより、ナスダック総合指数はほぼ横ばいとなった一方で、他の主要指数はしっかりと上昇し、中でもラッセル2000は1.5%の伸びを記録しました。

(出所:Finviz)
小型株指数であるラッセル2000指数は、この3カ月、6カ月、9カ月、12カ月のいずれの期間でも、ハイテク中心のナスダック100指数を上回るパフォーマンスを見せています。
以前から注目していたこのローテーションが、ついに明確な形で見えてきたと感じます。
つまり、平均的な銘柄が「マグニフィセント7」とのパフォーマンス差を縮めつつあります。
これは、ハイテク巨人たちが決して悪いわけではないものの、最近では相対的に他の銘柄に比べて劣勢にあることを示しています。
このローテーションは市場にとって良い兆候といえるでしょう。
なぜなら、幅広い銘柄が買われる「市場の幅の広がり」が改善しており、これはブル相場の力強さを裏付けるものだからです。
また、これらの動きは「ソフトランディング」が順調に進んでいることを示唆しているとも考えています。
経済サイクルの中盤に入ることで、FRBが短期金利を中立水準に引き下げる段階へ移行し、2025年には一時的な鈍化を経て経済成長が再び加速すると予想しています。

(出所:Finviz)
私の基本的な見通しは、注目している高頻度の経済データが引き続き良い方向に進むことを前提としています。
現在の景気拡大はいつものように消費者に大きく依存しており、それゆえ新政権の政策提案について懸念を抱いています。
確かに利点もある一方で、一部では悪影響を及ぼす可能性もあり、これが経済指標の悪化を招けば、私の見通しに影響を与えるかもしれません。
年明け以降のトランプ新政権の動向を注視していくつもりです。
トランプ政権の今後の政策が米国経済に与え得る影響に関して関心がございましたら、私が直近執筆した下記のレポートをインベストリンゴのプラットフォーム上よりご覧いただければと思います。

弱気派はこの1年近く、消費者が厳しい状況に置かれていると警告を発してきましたが、消費行動を見る限り、消費者はそう
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