※「ゼネラル・モーターズ(GM)自動運転部門「Cruise(クルーズ)」への資金提供停止の理由とは?」の続き
前章では、ゼネラル・モーターズ(GM)の自動運転部門「Cruise(クルーズ)」への資金提供の停止の理由に関して詳しく解説しております。
本稿の内容への理解をより深めるために、是非、インベストリンゴのプラットフォーム上にて、前章も併せてご覧ください。


ゼネラル・モーターズ(GM)がCruise子会社に関する方針を転換した理由を理解するには、この発表後に同社の株価がどのように反応したかを見ると分かりやすいです。

(出所:Yahoo Finance)
答えは簡単で、ほとんど反応がなかったということです。つまり、市場はすでにCruiseのゼネラル・モーターズに対する価値をほぼゼロと見なしていたのです。さらに重要なのは、Cruiseがゼネラル・モーターズの収益に与える継続的なコストです。これについては、GMの2024年第3四半期決算報告書に掲載されている以下のグラフを参照してください。

(出所:ゼネラル・モーターズの2024年度第3四半期決算資料)
2024年の年初来(YTD)において、CruiseはEBIT(営業損益ベース)で13億ドルの損失を計上しました。昨年同期の19億ドルからは大幅に減少しており、これは昨年末に実施された大規模なレイオフの影響によるものです。しかし、それでも依然として多額の損失であり、現金および現金等価物などが7億ドルしか残っていないことを考えると、その規模は軽視できません。つまり、GMは追加資金を調達する必要が生じるまでに、わずか1四半期分の運転資金しか残されていない状況にありました。
ここで、もう一つ重要な基準があります。それは、Cruise部門が収支均衡に達するまで、GMがどれだけの損失拡大を許容できるか、という点です。この答えは明確ではありませんが、Waymoの例が一つの手がかりを与えてくれます。2024年第3四半期の決算説明会では、Waymoがどれほど現金を消耗しているのかが明らかになっています。
(原文)As to our Other Bets, for the third quarter, revenues were $388 millio
Pro Plan専用コンテンツ

この記事の続きを読むには「Pro Plan」にアップグレードする必要があります。
── 主なPro Plan機能 ──
📊
全レポート無制限閲覧
📈
詳細な財務データ分析
🎯
アナリスト評価&配当履歴
🔔
お気に入り&フォロー通知