※「【半導体:Part 5】PC&ロジック市場、ファウンドリ&成熟プロセス、光学分野、IoT・電力・通信関連半導体市場の今後の見通しを徹底解説!」の続き
前章では、PCとロジック市場、ファウンドリと成熟プロセス、光学分野、そして、IoT、電力、通信関連半導体市場の現状と今後の見通しに関して詳しく解説しております。
本稿の内容への理解をより深めるために、是非、インベストリンゴのプラットフォーム上にて、前章も併せてご覧ください。


少し平凡かもしれませんが、久しぶりに「攻め」よりも「守り」を重視したいと思っています。今の市場全体にはあまり魅力を感じていませんし、2023年や2024年の驚異的なリターンを振り返ると、そろそろ守りを考えるタイミングだと思います。「他人が貪欲なときには恐れるべきだ」という格言があるように、今はあちこちで過剰な欲が目に付きます。
ただ、それが「株を売ったり空売りしたりするべきだ」という意味ではありません。リスク許容度に応じた選択をするべきであると考えています。不確実な状況では、適正価格で買える成長銘柄や防御的な投資先をしっかりと見極めるべきであるということです。それでは、具体的に私が注目している半導体関連銘柄を見ていきましょう。
まず、エヌビディア(NVDA)は今でも非常に魅力的な価格にあると思います。カスタムシリコンに関する懸念はありますが、同社は依然としてAI分野で最大かつ最強のプレイヤーです。そして、皮肉なことにブロードコム(AVGO)よりも割安で取引されています。ただし、2024年のような3桁のリターンを期待するのは現実的ではないでしょう。GB200の立ち上げが後半にかけて株価を押し上げる可能性はありますが、年末には来期の業績比較に課題が出てくると思います。世界がこれ以上どれだけGPUを購入できるのかを考えると、2026年に営業キャッシュフローの75%を超えるのは物理的に難しい限界に達するでしょう。
この問題はマーベル・テクノロジー(MRVL)やブロードコムにも当てはまりますが、両社のバリュエーションはエヌビディアよりさらに厳しいと感じます。
また、エヌビディアに関して、最新の決算直後に下記のレポートを執筆しておりますので、こちらも併せてご覧いただければと思います。


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