本日、日銀が利上げに踏み切る見通しで、市場もその動きに注目しています。なぜなら、過去2回の利上げでは、米国株が急落する結果となっているためです。
今回も日銀が市場を揺るがすことになるのでしょうか?
その可能性を示唆する証拠は確かにありますが、もしそうだとしたら、その下落は買いのチャンスとなるのでしょうか?
・なぜ日銀が利上げを行う必要があるのか
・円キャリートレードが市場に与える影響
・今回が過去と違う理由
・ポートフォリオの最適な調整方法
・イベント前後で私が購入予定の投資対象
日銀は金曜日に政策金利を0.25%引き上げ、基準金利を0.5%にする見通しとなっています。

(出所:CNBC)
しかし、なぜ多くの先進国が利下げに向かう中、日銀は利上げを進めるのでしょうか?
その背景には、他国と異なり、日本がインフレと低い賃金成長という二重の課題に直面している点があります。
実際のところ、日本では実質賃金の伸びがマイナスの状態が続いています。

(出所:Nikkei Asia)
平均を上回るインフレも、少なくとも賃金が追いついていれば容認できるかもしれませんが、米国とは異なり、日本ではそうなっていません。
そのため、植田総裁は利上げの方針を示しており、市場もそれを既定路線として織り込んでいるように見えます。
では、なぜこれが重要なのでしょうか?一見すると、日本がグローバルなマクロ経済の主役ではないように思えるかもしれませんが、円、ナスダック、日銀の政策には強い相関関係があります。

(出所:TradingView)
上の図では、紫がナスダック総合指数、青が円、下のパネルにある紫が日銀の金利を示しています。
注目すべき点は、過去2回の日銀利上げ時に、市場と円が大きく変動していることです。
2024年3月、会合を控えて円が大きく上昇しました(青いラインが下方向に動いています)。
一方、ナスダックは会合まで横ばいで推移し、大きな調整が見られたのは会合から1か月後のことでした。この調整は円の大きな動きと一致しており、円が大幅に下落したタイミングでした。
8月には、日銀の政策がどれだけ市場に影響を与えるかがより明確に示されました。利上げ発表を控えて下落が見られたほ
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