03/03/2025

FRBによる利下げはいつ?2025年の予想回数は?FF金利先物では最初の利下げは6月で今年3回の利下げが織り込み済み?

girl statueローレンス・ フラーローレンス・ フラー
記事要約
  • 本稿では、「FRBによる利下げはいつなのか?」、「2025年の利下げの予想回数は?」という疑問に答えるべく、足元の経済指標、並びに、フェデラルファンド(FF)金利先物市場の動向を詳しく解説していきます。
  • 先週の株式市場は厳しい展開となり、特にテクノロジー株が大きく下落しました。エヌビディア(NVDA)の決算発表も株価を支えるには至らず、市場全体の調整が進んでいます。
  • 米国経済は関税政策の影響で消費者や投資家のセンチメントが悪化しており、個人消費や貿易赤字の悪化が経済成長の鈍化につながっています。
  • FRBの利下げ期待が高まる一方で、関税や経済指標の悪化が成長見通しを不透明にしています。今週の雇用統計や経済指標が今後の市場の鍵を握るでしょう。
この記事は約 8 分で読むことができます。(記事文字数:約 4,000 文字)

FRBによる利下げはいつなのか?2025年の利下げ回数は3回?

先週の株式市場は、金曜午後の急騰を除けば非常に厳しい展開となりました。奇跡的にS&P 500の下落率はわずか1%にとどまりましたが、テクノロジーセクターは4%以上の下落となりました。特に注目されたエヌビディア(NVDA)の決算発表も、同社の株価下落を食い止めるには至りませんでした。

「マグニフィセント・セブン(MAGS)」は、昨年12月の史上最高値から約13%下落し、調整局面に突入しました。しかし、昨年の市場を牽引したこれらの銘柄が調整局面入りした要因は、現在の経済的逆風というよりも、利益や売上成長率の鈍化にあります。この兆候は昨年秋にはすでに現れていました。

一方、市場の反対側に位置する、国内市場により焦点を当てた小型株指数であるラッセル2000も、11月下旬の史上最高値から11%以上下落し、調整局面に入っています。ただし、その理由はまったく異なるものです。

(出所:Edward Jones

2025年の幕開け当初、投資家は規制緩和や設備投資、減税への期待から強い経済に対して楽観的でした。しかし、焦点が関税に移るにつれて、その楽観ムードは失望へと変わりました。その結果、消費者と投資家のセンチメントは急激に悪化し、景気後退時や弱気相場の株価下落時と同じような水準にまで落ち込んでいます。両者とも、世界的な貿易戦争の影響で経済成長率が停滞するのではないかと懸念しているのです。

先週、大統領はすべてのメキシコおよびカナダからの輸入品に対して25%の関税を火曜日から発動すると発表し、さらに中国からの輸入品にかかる関税を20%に倍増させると宣言しました。これまでに発動された中国向け関税は10%にとどまっているものの、政治的な発言がセンチメントを損なったことで、経済にも悪影響を及ぼし始めているようです。高頻度の経済指標にも陰りが見え始めており、期待を下回る結果が増えてきています。

シティグループの経済サプライズ指数が急落

指標は2月にゼロを下回り、昨年9月以来のマイナス圏に転落

(出所:MarketWatch

金曜日に発表されたデータによると、1月の個人消費は0.1%の増加が予想されていたにもかかわらず、実際には0.2%の減少となりました。これは、同じ月に発表された低調な小売売上高の結果と一致しています。昨年第4四半期に消費が活

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