先週の株式市場は、金曜午後の急騰を除けば非常に厳しい展開となりました。奇跡的にS&P 500の下落率はわずか1%にとどまりましたが、テクノロジーセクターは4%以上の下落となりました。特に注目されたエヌビディア(NVDA)の決算発表も、同社の株価下落を食い止めるには至りませんでした。
「マグニフィセント・セブン(MAGS)」は、昨年12月の史上最高値から約13%下落し、調整局面に突入しました。しかし、昨年の市場を牽引したこれらの銘柄が調整局面入りした要因は、現在の経済的逆風というよりも、利益や売上成長率の鈍化にあります。この兆候は昨年秋にはすでに現れていました。
一方、市場の反対側に位置する、国内市場により焦点を当てた小型株指数であるラッセル2000も、11月下旬の史上最高値から11%以上下落し、調整局面に入っています。ただし、その理由はまったく異なるものです。

(出所:Edward Jones)
2025年の幕開け当初、投資家は規制緩和や設備投資、減税への期待から強い経済に対して楽観的でした。しかし、焦点が関税に移るにつれて、その楽観ムードは失望へと変わりました。その結果、消費者と投資家のセンチメントは急激に悪化し、景気後退時や弱気相場の株価下落時と同じような水準にまで落ち込んでいます。両者とも、世界的な貿易戦争の影響で経済成長率が停滞するのではないかと懸念しているのです。
先週、大統領はすべてのメキシコおよびカナダからの輸入品に対して25%の関税を火曜日から発動すると発表し、さらに中国からの輸入品にかかる関税を20%に倍増させると宣言しました。これまでに発動された中国向け関税は10%にとどまっているものの、政治的な発言がセンチメントを損なったことで、経済にも悪影響を及ぼし始めているようです。高頻度の経済指標にも陰りが見え始めており、期待を下回る結果が増えてきています。
指標は2月にゼロを下回り、昨年9月以来のマイナス圏に転落

(出所:MarketWatch)
金曜日に発表されたデータによると、1月の個人消費は0.1%の増加が予想されていたにもかかわらず、実際には0.2%の減少となりました。これは、同じ月に発表された低調な小売売上高の結果と一致しています。昨年第4四半期に消費が活
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