エノビックス(ENVX)は、ポートフォリオの中で「ムーンショット(大成功かゼロかの賭け)」として保持している銘柄です。要するに、もし私の見立てが正しければ非常に大きなリターンが得られる一方で、間違っていれば投資が無駄になるという性質のものです。
これは、私の主軸である投資戦略とはまったく異なります。私の「インフレクション戦略」では、より小さな利益を狙いつつ、リスクもリターンも抑えた投資先を選ぶスタイルを基本としています。
この銘柄については、2025年後半に収益が実際に立ち始めるまで保有を続け、その間は何があっても売却しないという前提で投資していました。
繰り返しになりますが、これは私の通常の投資スタイルとは異なるものです。
同社の問題点は、常に収益の見通しを後ろ倒しにしてくる点です。売上成長の具体的な兆候が一向に見えてこないため、私の我慢も限界に近づいているというのが本音です。まさに「明日には良くなる」と語り続ける夢物語株です。
具体的には、この企業は現在売上がほとんどなく、2026年にかけて大きく収益を伸ばすとされています。このような話は以前からされてきましたが、今ではその成長のタイミングすら2027年以降にさらに先送りされるのではないかと疑問を持ち始めています。
要するに、私はこの銘柄を引き続き保有はしますが、もはや同社を「強気」として維持することはありません。この銘柄の格付けは「中立(保有継続)」へと引き下げます。
2025年末まではこのポジションを保有し、その時点で改めて、このまま無限に辛抱し続けるべきなのか、それとも見切りをつけるべきかを再評価するつもりです。この展開は私自身にとっても、そしてこの銘柄を18か月にわたり推奨してきた読者の皆様にとっても、非常に残念で不満の残るものです。
エノビックス(ENVX)は、主にウェアラブル端末向けに高性能バッテリーを製造している企業です。
この企業の特長は、独自のバッテリー構造にあり、小型でも高エネルギー密度を実現しつつ、信頼性を保てる点です。
スマートフォンやスマートウォッチ、スマートグラスなどを製造する企業にとって、同社のバッテリーは、製品設計を変更することなく、より長時間の電力供給を可能にするという魅力があります。言い換えれば、「今のデバイスにそ
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