クラウドセキュリティ企業の比較(パート2):Wiz 対 PANW、二強対決の行方


※「注目のクラウドセキュリティ企業の比較:クラウドストライク・センチネルワン・パロアルトネットワーク・Wiz等の競争力分析」の続き
※Wiz社は上場していません。
クラウドセキュリティは、複雑さと緊急性が増す新たな時代に突入しています。パート1のTAM(Total Addressable Market:獲得可能な最大市場規模)に関するセクションで議論したように、AIへの需要の高まりは、クラウドインフラの採用を直接的に加速させ、より多くのソフトウェア開発を可能にしています。その結果、管理・保護すべきアセット(資産)が増加しているのです。
オンプレミスからクラウドへ、オフィス勤務からリモートワークへ、そしてエッジコンピューティングへ、そして今やクラウドでホストされるAIワークロードやAIによるソフトウェア開発へと、攻撃対象領域は拡大の一途をたどってきました。AIは、このトレンドにおける最新の触媒です。AIが他と一線を画すのは、クラウドサービスをより多く消費するだけでなく、物理的な世界をより多くオンラインに引き込むという二重の役割を担っている点です。
AIはデータ、特に現実世界のリアルタイムデータを糧とします。企業は今、そのニーズを満たすためにデジタル化を加速させています。これは、これまで管理や分析の複雑さから分離されていたり、接続されていなかったりした**OT(Operational Technology:産業制御システム)やIoT(Internet of Things:モノのインターネット)**デバイスを、より多くオンラインに接続することを意味します。AIによってデータ分析がより大規模かつ実用的になったことで、企業は工場のセンサーから小売店のカメラまで、あらゆるものを接続する強い動機を見出しています。伝統的な産業分野でさえ、AI開発競争に乗り遅れるリスクを冒したくないと考えているのです。
その結果、企業の相互接続はかつてないほど進んでいます。従業員一人当たりの平均アセット数は前年比で133%も急増し、ユーザー一人当たり2,000アセット以上に達しています。このデジタルエンドポイントの爆発的な増加は、脆弱性の増加という直接的かつ予測可能な結果をもたらします。米国のNIST(National Institute of Standards and Technology:国立標準技術研
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