FRBの利下げが強気相場を加速させる!ゴルディロックス経済到来か?


予想通り、FRBは昨日、短期金利(銀行間の短期資金の貸し借りに適用される金利で、政策金利として知られるFF金利のこと)を0.25%引き下げ、誘導目標レンジを4.00% 〜 4.25%としました。このニュースを受けて、小型株を中心に主要株価指数は一時急騰しましたが、取引終了にかけてその上げ幅を失いました。これは、買いの勢いが一巡した「買い疲れ」の状態に陥り、ニュースをきっかけとした利益確定売りが出たためだと考えられます。
今回の決定で最も興味深いのは、投票権を持つ12人のメンバーのうち、反対票を投じたのがわずか1人だったことです。予想通り、大統領経済諮問委員会の委員長であるスティーブン・ミラン氏が、0.50%の大幅な利下げを主張し反対しました。一方、前回の会合で反対票を投じたクリストファー・ウォラー理事とミシェル・ボウマン理事は、今回は多数意見に同調しました。

(出典:Finviz)
これにより、パウエル議長が結束した姿勢を示す上での信頼性は間違いなく高まりました。これは私にとって予想外のことでした。下のドットプロット(FOMC参加者それぞれが適切と考える将来の政策金利水準を点で示したグラフ)は、FOMC(連邦公開市場委員会)のメンバー19人それぞれが、今年末および今後3年間の政策金利をどのように見ているかを示しています。
今年末の予測で明らかに外れ値となっているのが、前述のスティーブン・ミラン氏です。中央値としては年内にあと2回の利下げが見込まれており、これは市場の期待と一致していますが、メンバー間の意見は僅差です。9人のメンバーが0.25%の利下げを2回あると見ている一方で、同数のメンバーがそれ以下の利下げ回数を予想しています。ミラン氏の予測が、全体の平均値を3.6%まで引き下げています。パウエル議長は、FRBが引き続き「データ次第」であり、会合ごとに決定を下していくと改めて強調しました。これも市場にとっては心強い材料です。

(出典:Bloomberg)
多くのメンバーが、関税によるインフレ圧力が一時的なものか、それとも長期化するのかについて依然として懸念を抱いています。声明文でも、インフレが「上昇し、依然としてやや高い水準にある」と
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