ゴールド急反落!それでも止まらない米国株、好調な決算と経済の追い風を解説


経済や地政学的な面では引き続き目立ったニュースが少ない一日でしたが、企業決算は予想を上回る内容が続き、株価を浮揚させ続けています。昨日の市場で注目されたのは、貴金属価格の急落です。今年、歴史的な上昇を続けてきた金と銀の両方が急落しました。金(GLD)にとっては2013年以来最悪の一日となりましたが、それでもこの貴金属は、今年ほとんどのリスク資産(株式や債券など、価格変動リスクがある資産)をアウトパフォームしています。
この急落を深読みする向きもあるでしょうが、私は、持続不可能だった上昇の後の一時的な調整に過ぎないと見ています。2025年に入ってから、金価格は依然として55%も上昇しているのです。これは、来年さらなる高値を目指すための調整局面でしょう。

(出典: Finviz)
金は、私が投資戦略で採用している「オールウェザー・アプローチ(全天候型戦略:どのような経済状況でも対応できるよう資産を分散させる戦略)」において、常に中核的な保有資産でした。しかし、今年までは暗号資産への過度な期待の陰で、そのパフォーマンスは著しく低迷していました。
2021年から2022年にかけての急激なインフレ高進は、本来であれば今年見られたような金価格の急騰を引き起こすと思われていましたが、当時はほとんど値動きがありませんでした。今日、ドルの価値低下(ディベースメント:政府の財政赤字拡大などによる通貨価値の下落)を受けて、各国の中央銀行が金の巨大な買い手となっており、個人投資家もそれに続いています。膨れ上がる財政赤字と、それに対処する計画が皆無である状況下で、世界各国はドルの代わりに金を蓄積し続ける可能性が高いでしょう。これが、私が金のポジションを維持し続ける理由です。

(出典: Bloomberg)
今四半期の決算シーズンで最も印象的なのは、これまでに発表を終えた企業の85%が(アナリストの)予想を上回ったという事実そのものではありません。アナリストたちが第3四半期中に期待値を引き上げていた、という点が非常に稀なことなのです。
通常、アナリストコミュニティは決算シーズンが始まる前に予想を引き下げ、企業が決算発表で「予想を上回る」ことを容易にします。しかし今四半期は、その予想が引き上げられたにもかかわらず、それを上回る好決
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