昨日の市場は、ほとんど意味のないヘッドラインに振り回されていたかもしれないが、その表面下では重要な動きが起きていた。それは「ローテーション(資金シフト)」だ。銀行決算が投資家を満足させなかったため、株価は安く始まった。11月の小売売上高と卸売物価指数(PPI)の発表も遅れたが、これらは時期的に古すぎてコメントする価値すらない。関税の合法性に関する最高裁の判決への期待は午前の遅い時間までに打ち砕かれ、次の可能性のある日程は水曜日となった。もちろん、政治的・地政学的なヘッドラインは次々と飛び込んできたが、今日の市場において最も包括的な投資テーマに関連するものはほとんどなかった。

(出典: Finviz)
私が年初に主張したように、投資家は利益成長率が減速している割高なテクノロジーセクターから、より合理的なバリュエーションと高い利益成長率を持つ小型企業へと資金をシフトし続けている。年初来でS&P 500が1.2%上昇、Nasdaq Compositeが1%未満の上昇にとどまる中、Russell 2000小型株指数は約7%急騰している。平均的な銘柄を最もよく表す等加重S&P 500は3.7%上昇した一方、Magnificent 7(MAGS)銘柄群は合計で1.4%下落している。この強気相場の最初の3年間で取り残された銘柄が、今やパックの先頭に躍り出ているのだ。

(出典: Bloomberg)
変化率に反応する市場
これは何ら珍しいことではない。株式は変化率に反応するものだからだ。私が2026年の見通しで説明したように、Magnificent 7の利益成長率は昨年、前年の37%超から約22%へと減速した。一方、残りの493銘柄については、5%から9%へと加速している。

(出典: FactSet)
小型株の上昇は昨年後半から始まっている。投資家が今年のRussell 2000指数の利益成長率がはるかに堅調になると予想したためだ。それほどシンプルな話なのである。

(出典: Goldman Sachs Global Investment Research / FactSet)
経済刺激策への期待
この強さは、金融・財政刺激策によるより堅調な経済成長への信頼も反映している。そして、これまで停滞していた経済セクターが息を吹き返し始めているのが見て取れる。その中で際立っているのが住宅市場だ。私は先週、トラン