現在の市場は1997年に酷似、イラン情勢が引き金となるか

ジェームズ・ フォード- 1997年との不気味な類似点
現在のマクロ経済環境は、景気先行指標の悪化にもかかわらずGDPや雇用が堅調を維持し、株価が上昇を続けた1997年から1998年の状況と非常に似た軌跡を描いています。 - FRBの金融緩和への期待とリスク
1998年のLTCMショック時にFRBが迅速な利下げで市場を救ったように、現在もプライベート・エクイティの信用不安を背景とした利下げが期待され、これが景気拡大を長引かせる可能性があります。 - イラン情勢という最大の懸念材料
1990年代後半は低エネルギー価格が経済を支えましたが、現在はイラン戦争とホルムズ海峡の封鎖リスクによる原油価格の高騰が、インフレ再燃とリセッションの引き金になる恐れがあります。