06/11/2026
夏の調整到来——株式市場に大きな賭けがかかっている


■イラン戦争長期化でインフレ再加速
CPIは年率4.2%と3年ぶり高水準に到達。エネルギー価格高騰が主因で、肥料・輸送コスト上昇を通じ食品価格にも波及リスク。
■コアインフレは比較的安定
コア率は年率2.9%で利上げリスクは後退も、紛争長期化次第で状況は変化する可能性。NFIB調査では販売価格引き上げ企業が3年ぶり高水準。
■実質賃金が3ヶ月連続低下
名目賃金+3.7%に対しインフレ+4.2%で、実質手取りは前年比0.4%減。下位3分の2の家計は悪化が進む。
■株式市場が個人消費の命綱に
上位10%の世帯が消費の50%を占め、資産効果が消費を下支え。株式市場の調整が長期化すれば消費への影響は甚大になり得る。