11/20/2024
中立
マクドナルド
中立
マクドナルド(MCD)の現在の株価は290.73ドルで、弊社算出の一株当たり本質的価値である298.83ドルよりもわずかに低い水準にあり、安全余裕率(マージン)が2.71%となっていることから、わずかに割安である可能性が示唆されています。

マクドナルド(MCD)株は買うべきか?最新の2024年度第3四半期決算と配当推移の分析を通じて今後の株価見通しに迫る!

red and white concrete building near palm trees during daytimeイアニス・ ゾルンパノスイアニス・ ゾルンパノス
記事要約
  • 本稿では、注目の配当銘柄であるマクドナルド(MCD:配当貴族・予想配当利回り2.43%・配当性向56%・1株当たり配当金1.77ドル)の2024年10月29日に発表された最新の2024年度第3四半期決算と配当推移を詳細に分析していきます。
  • そして、それらの分析を通じて、「マクドナルド株は買うべきか?」という疑問に答えるべく、今後の株価見通しと将来性を詳細に解説していきます。
  • マクドナルドはフランチャイズモデルによって安定した収益基盤を築いており、予想配当利回りは2.43%で米国株配当貴族の一角を占めています。 
  • 最新の2024年度第3四半期決算で、EPSは前年同期をわずかに上回り、効率的なコスト管理による高い粗利益率を維持しています。 
  • 株価は本質的価値に対してやや割安で、今後も安定した成長が期待される一方で、インサイダーによる同社株式の売却が続いており、株価見通しに慎重な見方もあります。
この記事は約 23 分で読むことができます。(記事文字数:約 11,700 文字)

マクドナルド(MCD)の概要


レーティング:中立

バリュエーション:フェアバリュー並み

リスクレベル:中リスク


セクター:レストラン

現在の株価:290ドル

時価総額:2083億4千万ドル

弊社算出の一株当たり本質的価値:298.83ドル

安全余裕率(マージン):2.71%

過去5年間の配当成長率:7.60%

次回配当落ち日:2024年12月2日

次回配当支払い日:2024年12月16日

予想配当利回り:2.43%

過去5年間の売上高成長率:5.20%

過去10年間の売上高成長率:1.60%


関連用語

安全マージン(Margin of Safety):株式の本質的価値(本来の価値)とその市場価格との間にある差のこと。投資家はこの差を利用して、予想が外れた場合や市場の変動によるリスクを軽減するための「安全な余裕(マージン)」を確保する。例えば、本質的価値が100円の株が市場で80円で取引されている場合、その20円の差が安全マージンとなる。この差が大きいほど、投資のリスクが低くなるとされている。

売上高成長率:企業の売上高が前年と比べてどれだけ増加したかを示す割合で、企業の成長スピードや市場での競争力を評価するための指標。一般的にプラス成長が望ましく、高いほど企業の成長力が強いと言える。


足元の株価推移

(出所:筆者作成)

マクドナルド(MCD:配当貴族・予想配当利回り2.43%・配当性向56%・1株当たり配当金1.77ドル)は、アメリカ・イリノイ州シカゴに本社を置く、世界最大規模のファストフードチェーン運営企業です。

1940年の創業以来、同社はフランチャイズモデルを通じて、グローバルに事業を展開してきました。

現在では、約120の国と地域に4万店以上の店舗を持ち、世界中の消費者に向けて迅速かつ手頃な食事を提供しています。

マクドナルドのビジネスのユニークな特徴は、約60%の収益がフランチャイズからのロイヤリティと賃貸収入で構成されている点です。

これは、独自の不動産保有とフランチャイズ戦略によって、安定した収益基盤を築いていることを意味します。

財務面でも安定性が際立っており、マクドナルドは投資家に対しても強い魅力を発揮しています。

最近の営業利益率は56.62%と高く、コスト管理の効率が非常に高いことが示されています。

また、過去5年間のEPSの年平均成長率は約9.7%で、長期的に堅実な成長を遂げています。

さらに、株

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