レポート検索Pro Plan
コモディティ
エネルギー
ソフトウェア・サービス
10/10/2024

原子力エネルギー分野の現状と今後の見通し:AIブームによりエネルギー需要急騰!マイクロソフトもスリーマイル島を再稼働!

two square blue LED lights
Investlingo
配当キングバナー
初めての方はこちらPro Planレポート検索お知らせアナリスト一覧
配当株アナリストグロース株アナリストバリュー株アナリスト

投資入門特集

投資コラム一覧米国配当王一覧インカム投資グロース株投資バリュー株投資対象銘柄一覧レーティング一覧
カテゴリ一覧企業規模一覧投資期間一覧セクター一覧運用スタイル一覧編集者のおすすめ
私たちについて会社概要プライバシーポリシー利用規約特定商取引法に基づく表記お問い合わせ

© Clubgrass Inc. 2025

ダグラス・ オローリンダグラス・ オローリン
記事要約
  • マイクロソフトのスリーマイル島再稼働のニュース等、AIブームによるエネルギー需要の急騰を受けて、原子力エネルギー分野に注目が集まっています。
  • 本稿では、原子力エネルギーに関する入門編として、同分野の現状と今後の見通し、並びに、将来性を詳しく解説していきます。
  • 原子力は、AIの増大する電力需要に応える手段として再び注目されており、特に小型モジュール炉(SMR)などの技術が期待されています。 
  • ウェスティングハウスの加圧水型原子炉(PWR)は、商業用原子炉の標準設計となり、多くの企業がその設計を基に供給業者として参加したが、経済的な課題も抱えています。 
  • 原子力技術は、民間や軍事目的で進化しており、様々な設計が存在するが、PWRとBWRが現在最も広く使われている主流の原子炉となっています。
この記事は約 13 分で読むことができます。(記事文字数:約 6,400 文字)

AIブームを受けた原子力エネルギーへの需要増

AIには膨大な電力が必要です。そこで、本稿では原子力エネルギーについて詳しく掘り下げ、なぜ将来的にAIの電力を担う存在になると考えているかをお話しします。

原子力は今、大きな注目を集めています。先月、米国のエネルギー省(DOE)が先進的な原子力技術の商業化に関するレポートを発表しました。また、オラクル(ORCL)の共同創業者兼元CEOであるラリー・エリソン氏は、将来データセンターを小型モジュール炉(SMR)が動かすと語り、マイクロソフト(MSFT)も経済的理由で閉鎖されたスリーマイル島(アメリカ・ペンシルベニア州にある原子力発電所の所在地で、1979年にアメリカで最も深刻な原子力事故が発生した場所)を再稼働させ、残った燃料をもう一度活用しようとしています。

原子力への関心は高まりつつあり、私自身もその一人です。この動きの背景には、AIの膨れ上がるエネルギー需要と、それに応えるための難しい電力供給の課題があります。今回からスタートする原子力シリーズの第一回目として、今日は原子炉の基本についてお話しします。次回は、SMRと核燃料について書く予定です。

原子力エネルギーは、長年にわたって革命を起こすと期待されてきました。1970年代には、ガソリン価格の高騰や技術の進歩を背景に、一時的に大きな注目を集めました。しかし、1986年のチェルノブイリ事故やスリーマイル島での危機的状況、そして2011年の福島第一原発事故を受けて、多くの原子炉が廃炉となり、その勢いは80年代後半に一気に失速しました。

(出所:DOEのLiftoffプレゼンテーション資料)

大きな問題の一つは、意外にも経済的な要因でした。実際、1970年代の原子力産業は少しバブル的な側面がありました。これらの問題をどう解決するかが、業界の未来を左右する鍵となります。この点については、今後のレポートで詳しく触れる予定です。

福島第一原発で使われていたGE製(GE)の沸騰水型軽水炉に代わる新しい設計の原子炉が開発されていました。これらの新世代原子炉は、安全性が高く、より効率的で、旧式の沸騰水型や加圧水型原子炉を置き換える存在として期待されていました。その代表例がAP1000です。しかし、新しい原子力時代を切り開くはずだったこの原子炉は、結果的にウェスティングハウス(Westinghouse

Pro Plan専用コンテンツ

Pro Plan

この記事の続きを読むには「Pro Plan」にアップグレードする必要があります。

── 主なPro Plan機能 ──

📊

全レポート無制限閲覧

📈

詳細な財務データ分析

🎯

アナリスト評価&配当履歴

🔔

お気に入り&フォロー通知