※「マニュライフ / MFC / 予想配当利回り5.8% / 強気:高配当保険株の株価分析と今後の見通し(前編)」の続き
保険は、私達の生活の最も基本的な側面において、しばしば必須要件となっている。
車を運転するためには自動車保険に加入することが法的に義務付けられているし、住居には住宅所有者保険や借家保険があり、購入する商品や旅行には保険をかけるオプションがある。
人々は、自分の経済的な幸福を、自分の寿命に照らし合わせて保険をかけ、保険商品がそれに救いの手を差し伸べるのである。
これは企業にも当てはまる。
例えば、賠償保険、ランオフ保険、サイバー保険、損害保険が挙げられるが、これらは、規制上の要件から、あるいは、不測の事態による事業全体のダウンを防ぐために、加入・維持が義務付けられている幾つかの保険のほんの一部に過ぎない。
現代経済における重要な要件である保険商品のスティッキネスを評価し、この保険事業の強みを、私達のパッシブ・インカムへのニーズに活用したいと考えている。
そこで、ここでは、1872年から続く、保険業界の素晴らしい高配当銘柄について説明する。
世界中に120以上の拠点を持ち、7,500人の従業員を抱えるアメリカン・ファイナンシャル・グループ(AFG)は、特殊損害保険分野のリーダーである。

AFGの投資家向けプレゼンテーション
Part 1で述べたように、保険会社にとって、保険引受の収益性は最も重要である。
これは、保険会社が、自らが購入するリスクに価格をつける能力を測るものであり、長期的には、徴収した保険料が支払保険金を上回らなければならない。
総合コンバインド・レシオとは、保険引受収益性を測定するために使用される世界的な保険指標であり、 契約者からのクレームによって発生した損害と費用の合計を、保険契約から得られた収入保険料で割ったものである。
この指標が100%を超えるということは、保険会社が保険料の回収よりも保険金の支払いを多く行っていることを意味する。
同社は 、10年連続でコンバインド・レシオが94%以下であったことから、保険引受の質に関する基準を、社内で確りと定めていると言える。
また、同社は、2023年度について、特殊損害保険の総合コンバインド・レシオを89~91%とし、堅調な保険引
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