今年も決算シーズンが終わり、勝ち組と負け組が生まれた。
本稿では、今後最大の勝者となる可能性がある企業のひとつ、ペイパル(PYPL)を取り上げる。
同社は決算後に10%以上下落したため、皮肉に聞こえるかもしれないが、これこそが私が強気を強調する理由のひとつでもある。
また、同社は実に魅力的なバリュエーションを提供しているだけでなく、トレードのための素晴らしいセットアップも備えている。
加えて、同社には長い成長と収益性の実績があるが、残念ながら、足元は市場からは好まれていないように見える。
そして、この流れは、かつては好まれていなかったが、その後素晴らしい転換を遂げた別のテクノロジー企業を思い出させる。

(出典:TradingView)
メタ(META)が100ドル以下で取引されていた頃を覚えているだろうか?
それから2年足らずで、なんと360%のリターンを記録している。
実際に、これはテクノロジー業界の強気相場の裏返しであり、同社はコスト削減策の導入に成功したのである。
そしてそれこそが、私がペイパルに期待していることである。
具体的には、成長に拍車をかける新鮮なビジョンで、会社をスリム化し収益性を次のレベルに引き上げ、より投資家に優しい経営形態にすることである。
ペイパルは売上高とEPSの両方で市場予想を上回る着地となった。
売上高は前年同期比9%増、Non-GAAPベースのEPSは前年同期比19%増の1.48ドルであった。
そして、投資家にとって最大の問題は、アクティブアカウントの減少だろう。

(出典:ペイパルの決算説明資料)
2023年にペイパルを利用する人は2022年より2%減少している。
しかし、一方で、アクティブ・アカウントあたりのトランザクション(TPA)は14%増加している。

(出典:ペイパルの決算説明資料)
また、決済総額(Total payment volume)は前年同期比12%増で、為替中立ベースでは悪くない水準であり、営業利益率も若干改善している。

(出典:ペイパルの決算説明資料)
実際には、OpEx(事業運営費)レバレッジの増加により、同社は23.3%の営業利益率を達成することとなった。
しかし、注目すべきは、取引利益率(Transaction Margin)がこの
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