09/06/2024
強気
メタ・プラットフォームズ
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他の大手テクノロジー企業との比較やRule of X、相対評価およびDCF法によるバリュエーション、そして最近の株価動向を踏まえ、現在のメタ・プラットフォームズに対して「強気」で見ています。

メタ・プラットフォームズ(META)自社LLM「Llama」のオープンソース化の狙いは?他社のLLMと徹底比較!

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記事要約
  • 最新のメタ・プラットフォームズ(META)に関する分析は、2つの長編レポート(Part 1とPart 2)と1つの短編レポート(本稿)に分けられており、Part 2は数日後にリリース予定です。
  • そして、本稿では、オープンソース化を含め、メタ・プラットフォームズの自社LLMであるLlamaの展開における同社の戦略を、他社のLLMとの比較を通じて詳しく解説していきます。
  • LLM(大規模言語モデル)技術の掌握は、同社の広告技術での優位性を強化し、ROAS(広告費用対効果)やユーザーエンゲージメントの向上、さらに将来のAIを活用したチャットボットやレコメンデーションシステムといったプロダクトにも大きく寄与します。
  • 同社の戦略は、過去のプロジェクトから学びながら、エコシステム構築や長期的な技術基盤への投資に焦点を当てており、これはアルファベットのAndroidオープンソースプロジェクトと似たアプローチです。
  • 近日リリース予定のPart 2では、Llamaの収益化の可能性についてさらに詳しく掘り下げます。実際には、トレーニングコストが1,000億ドルに達すると、同社はより直接的な収益化戦略を検討する必要に迫られることが予想されます。
この記事は約 10 分で読むことができます。(記事文字数:約 5,200 文字)

※「Part 1:メタ・プラットフォームズ(META)のLlama 3とは?競合他社比較を通じて生成AIでのLlamaの強みを探る!」の続き

メタ・プラットフォームズ(META)のLlamaの展開におけるバリューチェーンの管理とオープンコア化

メタ・プラットフォームズ(META)のOSモデルは安定しており、統合の準備が整っているように見えます。しかし、実際には、桁違いの規模でのビジネスの拡大はテクノロジー業界の巨人たちにとってさえも容易な道ではありません。

マイクロソフト(MSFT)のようなハイパースケーラーは、10億~100億ドルの投資を管理できますが、1000億ドル規模に拡大するには強い投資家の信頼か、収益成長が必要です。足元、AIへの設備投資は戦略的な重要性から正当化されますが、現在の財務的なリターンは限られています。

例えば、マイクロソフトはGPT-4への投資を通じて、年間収益をわずか10億ドル増加させたにすぎません。しかし、一方で、GPT-4への投資による間接的な利益も存在します。GPT-4はアマゾン(AMZN)のAWSの顧客をAzureに引き寄せ、Azureの基盤を拡大することに成功しています。

しかしながら、メタ・プラットフォームズの戦略は異なります。マイクロソフトとは異なり、メタ・プラットフォームズは企業向けのテクノロジーから直接的な利益を得ていません。その代わりに、メタ・プラットフォームズはLlamaをOCP(Open Compute Project)のように活用しています。

OCPは業界標準となり、Llamaもオープンソース化することでコミュニティ主導の改善に依存しています。すでに多くのLlamaベースのLLM(大規模言語モデル)が登場しており、メタ・プラットフォームズはLlamaを直接収益化することなく、これらのイノベーションを統合しています。

また、生成AIはメタ・プラットフォームズの収益にとって重要です。同社のLLM技術はROAS(広告費用対効果)を100%向上させ、広告主に利益をもたらす可能性があります。

さらに、LLMはレコメンデーションエンジンを支え、ByteDance(TikTok)との競争やメタ・プラットフォームズのReelsの改善に役立ちます。LLMへの投資はユーザーエンゲージメントやユーザーあたりの収益を増加させ、同社の競争力を高めるでしょう

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