07/21/2024
中立
タイワン・セミコンダクター・マニュファクチャリング
中立
全体として、TSMCは株価売上高倍率とEV/EBITDA倍率に基づくと、過去の平均値や同業他社と比べて割高で取引されているように見えますが、実績PERと予想PERでは、収益面でよりバランスの取れたバリュエーションを示唆しているように見えます。

TSMC:2024年2Q決算は好調!最新の株価分析と今後の株価見通し・将来性に迫る!(TSM:予想配当利回り1.49%・配当性向36%)

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記事要約
  • TSMC(TSM)は2024年度第2四半期決算において、EPSは1.479ドル、売上高は4.017ドルと前四半期比で上昇し、好調な業績を示しました。また、同社の株価は165ドル、時価総額は8,597億ドルで取引されています。
  • TSMCは過去5年間で売上高成長率19.1%、配当成長率4.3%を達成し、競争の激しいファウンドリー事業で堅実な営業利益率を実現しています。
  • 同社の高い財務パフォーマンスを示す指標として、ROICは28.56%、ROEは29.62%といずれも高水準で、今後も半導体業界の成長予測により、同社が業界の成長機会を活用する能力があることが示されています。
この記事は約 9 分で読むことができます。(記事文字数:約 4,400 文字)

TSMC(TSM)の概要

セクター:半導体

現在の株価:165ドル

時価総額:8,597億ドル

弊社算出の一株当たり本質的価値:121.24ドル

安全マージン:-36.72%

過去5年間の配当成長率:4.30%

次回配当落ち日:2024年9月12日

次回配当支払い日:2024年10月9日

予想配当利回り:1.49%

過去5年間の売上高成長率:19.10%

過去10年間の売上高成長率:13.00%

TSMC / 台湾積体電路製造股份有限公司(TSM:予想配当利回り1.49% / 配当性向36%)は、世界最大のチップ専業ファウンドリで、市場シェアは60%を超えています。

同社は1987年、フィリップス、台湾政府、個人投資家のジョイントベンチャーとして設立され、1997年に米国でADRとして上場しました。

同社はその規模と高品質なテクノロジーにより、競争の激しいファウンドリー事業においても堅実な営業利益率を実現しています。

また、ファブレス・ビジネス・モデルへの移行は同社に追い風となっており、さらに、現在のTSMCの従業員数は7万3,000人を超えています。

加えて、ファウンドリーリーダーである同社は、アップル(AAPL)、AMD(AMD)、エヌビディア(NVDA)など、最先端のプロセス技術を半導体設計に応用しようとする輝かしい顧客基盤を有しています。

そして、同社は2024年7月18日に2024年度第2四半期決算を発表しています。


TSMC(TSM)の収益と成長に関して

TSMC(TSM)は、2024年6月30日に終了した最新の2024年度第2四半期において、非経常損益項目を除くベースでのEPS(EPS without NRI)は1.479ドル(前四半期:1.374ドル)、希薄化後のEPSは1.48ドル(前四半期:1.37ドル)、また、1株当たり売上高も4.017ドル(前四半期:3.606ドル)といずれも前四半期比で上昇しました。

一方で、長期的なパフォーマンスを見ると、同社株の非経常損益項目を除くベースでのEPSの過去5年間の年平均成長率(CAGR)は23.80%で、1株当たり売上高の過去5年間の年平均成長率は15.90%となっており、中長期的な観点から継続して成長していることが分かります。

さらに、今後10年間半導体の業界の成長予測はプラスであり、業界の年平均成長率は7~8%程度と予測されていることからも、

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