ナイキ(NKE)今後の株価見通し:最新決算は苦戦も、配当金は0.37ドル、予想配当利回りは1.8%と安定の配当株!
- 本稿では、ナイキ(NKE:予想配当利回り1.8%・配当性向40%・1株当たり配当金0.37ドル)の2024年10月1日に発表された最新の2025年度第1四半期決算発表と配当推移に関するトレンド、さらに、同社の財務パフォーマンスを詳細に分析していきます。
- そして、それらの分析を通じて、同社の目標株価、並びに、今後の株価見通しと将来性を詳細に解説していきます。
- ナイキは、割安なバリュエーションで評価されている注目のスポーツシューズ・アパレルブランドであり、売上の3分の2を占めるフットウェアを中心に強力な地位を築いています。
- 財務面では、高い収益性に加えて、安定した配当成長、さらに、自社株買いを継続して実行していることからも株主還元にも積極的であることが分かります。
- 直近の業績は厳しいものの、デジタル分野の強化や積極的な買収を通じて長期的には成長が期待されていることからも、足元の株価水準は、特に配当収入を求めるインカム投資家にとって配当株として魅力的に映るかもしれません。
ナイキ(NKE)の概要
レーティング:強気
バリュエーション:割安
リスクレベル:低リスク
セクター:アパレル&アクセサリー
現在の株価:82ドル
時価総額:1,233.2億ドル
弊社算出の一株当たり本質的価値:121.19ドル
安全余裕率(マージン):32.13%
過去5年間の配当成長率:11.20%
前回配当落ち日:2024年9月3日
前回配当支払い日:2024年10月1日
予想配当利回り:1.80%
過去5年間の売上高成長率:7.90%
過去10年間の売上高成長率:8.00%
関連用語
安全マージン(Margin of Safety):株式の本質的価値(本来の価値)とその市場価格との間にある差のこと。投資家はこの差を利用して、予想が外れた場合や市場の変動によるリスクを軽減するための「安全な余裕(マージン)」を確保する。例えば、本質的価値が100円の株が市場で80円で取引されている場合、その20円の差が安全マージンとなる。この差が大きいほど、投資のリスクが低くなるとされている。
売上高成長率:企業の売上高が前年と比べてどれだけ増加したかを示す割合で、企業の成長スピードや市場での競争力を評価するための指標。一般的にプラス成長が望ましく、高いほど企業の成長力が強いと言える。
足元の株価推移

(出所:筆者作成)
ナイキ(NKE:予想配当利回り1.8%・配当性向40%・1株当たり配当金0.37ドル)は世界最大のスポーツシューズおよびアパレルブランドで、バスケットボール、ランニング、サッカーなどの分野で強力な地位を築いています。売上の約3分の2を占めるフットウェアは、ナイキの中核事業であり、ジョーダンブランドやコンバースも含めて幅広い顧客層に訴求しています。ナイキは自社店舗、フランチャイズ、第三者小売店を通じて世界中で製品を販売し、40か国以上でeコマースを展開している点がユニークです。また、生産のほぼすべてを30か国以上の契約製造業者に委託することで、効率的なサプライチェーンを構築しています。
財務面では、高い収益性と安定した成長が特徴で、直近のROIC(投下資本利益率)は25.15%と、資本効率の良さが際立っています。粗利益率は44.84%と安定しており、株主価値の向上に貢献しています。ナイキは株主への還元にも積極的で、年平均1.40%の自社株買いを実施しており、EPS(1株当たり利益)の向上に寄与しています
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