11/05/2024

アルトリア・グループ(MO)配当推移は堅調!54年間連続増配の配当王は配当金を0.98ドルから1.02ドルへ増加!

a close up of a racing car on the groundイアニス・ ゾルンパノスイアニス・ ゾルンパノス
記事要約
  • 本稿では、アルトリア・グループ(MO:配当王・予想配当利回り7.56%・配当性向79%・1株当たり配当金1.02ドル)の2024年10月31日に発表された最新の2024年度第3四半期決算と配当推移に関するトレンド、さらに、同社の財務パフォーマンスを詳細に分析していきます。
  • そして、それらの分析を通じて、同社の目標株価、並びに、今後の株価見通しと将来性を詳細に解説していきます。
  • 同社は過去54年間連続して増配を行い、米国株配当王の一角を担っており、安定した配当成長と高い予想配当利回りを特徴としています。
  • 過去5年間で平均4.7%の配当成長率を維持しており、足元でも増配を行っていますが、配当性向が79%と高いため、配当の持続性の観点からはさらなる収益成長が必要でしょう。
  • 2024年第3四半期決算では、非経常損益項目を除くEPSが前年同期比で7.8%増加し、粗利率も過去最高の70.04%を記録しており、効率的な収益性を維持しています。
  • 株価はやや割高と評価されており、投資家は安全余裕率や財務指標を慎重に検討する必要があり、次回の決算発表は2025年1月31日に予定されています。
この記事は約 23 分で読むことができます。(記事文字数:約 11,500 文字)

アルトリア・グループ(MO)の概要


レーティング:中立

バリュエーション:やや割高

リスクレベル:中リスク


セクター:タバコ製品

現在の株価:53ドル

時価総額:913.2億ドル

弊社算出の一株当たり本質的価値:46.23ドル

安全余裕率(マージン):-16.54%

過去5年間の配当成長率:4.70%

前回配当落ち日:2024年9月16日

前回配当支払い日:2024年10月10日

予想配当利回り:7.56%

過去5年間の売上高成長率:2.30%

過去10年間の売上高成長率:2.80%


関連用語

安全マージン(Margin of Safety):株式の本質的価値(本来の価値)とその市場価格との間にある差のこと。投資家はこの差を利用して、予想が外れた場合や市場の変動によるリスクを軽減するための「安全な余裕(マージン)」を確保する。例えば、本質的価値が100円の株が市場で80円で取引されている場合、その20円の差が安全マージンとなる。この差が大きいほど、投資のリスクが低くなるとされている。

売上高成長率:企業の売上高が前年と比べてどれだけ増加したかを示す割合で、企業の成長スピードや市場での競争力を評価するための指標。一般的にプラス成長が望ましく、高いほど企業の成長力が強いと言える。


足元の株価推移

(出所:筆者作成)

アルトリア・グループ(MO:配当王・予想配当利回り7.56%・配当性向79%・1株当たり配当金1.02ドル)は、アメリカ合衆国に本社を置くタバコ製品の大手メーカーであり、フィリップ・モリスUSAやUSスモークレス・タバコなどの子会社を通じて、煙草と無煙タバコの市場で強力な地位を確立しています。

特に、マルボロブランドは2023年に42%の市場シェアを獲得し、アメリカのシガレット市場で首位を誇っています。

また、機械製シガーでも第2位の座を維持しています。

アルトリア・グループのユニークな特徴として、たばこ事業だけでなく、カンナビスメーカーのクロノスに42%の株式を保有し、世界最大のビール会社アンハイザー・ブッシュ・インベブにも8%出資している点が挙げられます。

さらに、最近Njoy Holdingsを買収し、加熱式タバコ市場への参入を強化しています。

加えて、日本たばこ産業とのジョイントベンチャーも運営しており、多角的なビジネス展開が同社の強みです。

財務状況においては、アルトリア・グループは過去5年間で年平

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