アボット・ラボラトリーズ(ABT)の将来性:配当金は0.55ドルで最新決算は堅調!配当王の今後の株価見通しに迫る!
- 本稿では、アボット・ラボラトリーズ(ABT:予想配当利回り1.86%・配当性向48%・1株当たり配当金0.55ドル)の2024年10月16日に発表された最新の2024年度第3四半期決算と配当推移に関するトレンド、さらに、同社の財務パフォーマンスを詳細に分析していきます。
- そして、それらの分析を通じて、同社の目標株価、並びに、今後の株価見通しと将来性を詳細に解説していきます。
- アボット・ラボラトリーズは、強力な財務基盤と配当戦略を持つ医療機器・医薬品メーカーであり、過去52年間連続して増配している米国株配当王です。
- 同社の2024年第3四半期決算では、非経常損益項目を除くベースでのEPSが前年同期から増加し、売上高も成長しているが、粗利益率にはやや圧力がかかっていることが示唆されています。
- 同社は今後も売上成長と収益性が期待されており、市場アナリストはポジティブな見通しを示していますが、現在の株価は割高であり、バリュー投資家にとっては慎重な姿勢が求められるかもしれません。
アボット・ラボラトリーズ(ABT)の概要
レーティング:中立
バリュエーション:適正価格
リスクレベル:低リスク
セクター:医療機器
現在の株価:119ドル
時価総額:2077.3億ドル
弊社算出の一株当たり本質的価値:106.4ドル
安全余裕率(マージン):-12.2%
過去5年間の配当成長率:13.30%
前回配当落ち日:2024年10月15日
次回配当支払い日:2024年11月15日
予想配当利回り:1.86%
過去5年間の売上高成長率:7.70%
過去10年間の売上高成長率:7.60%
関連用語
安全マージン(Margin of Safety):株式の本質的価値(本来の価値)とその市場価格との間にある差のこと。投資家はこの差を利用して、予想が外れた場合や市場の変動によるリスクを軽減するための「安全な余裕(マージン)」を確保する。例えば、本質的価値が100円の株が市場で80円で取引されている場合、その20円の差が安全マージンとなる。この差が大きいほど、投資のリスクが低くなるとされている。
売上高成長率:企業の売上高が前年と比べてどれだけ増加したかを示す割合で、企業の成長スピードや市場での競争力を評価するための指標。一般的にプラス成長が望ましく、高いほど企業の成長力が強いと言える。
足元の株価推移

(出所:筆者作成)
アボット・ラボラトリーズ(ABT:予想配当利回り1.86%・配当性向48%・1株当たり配当金0.55ドル)は、米国イリノイ州シカゴ郊外に本社を構える、グローバルに展開する医療機器・医薬品メーカーです。
1888年に設立され、診断、医療機器、栄養製品、ジェネリック医薬品など、幅広いヘルスケアソリューションを提供しています。
特に、同社の診断装置や心血管関連デバイスは市場で高く評価されており、先進技術を活用した製品開発に強みがあります。
また、売上の約60%が米国外での事業から得られている点は、同社の国際的なプレゼンスを物語っています。
財務面では、同社は堅調な成長を続けており、2024年の予想売上高は419億ドルに達する見込みです。
安定した売上成長と強固なキャッシュフローを誇り、特に配当支払いに力を入れており、過去52年間連続して増配を実施していることから、米国株配当王の一角を担っています。
さらに継続して自社株買いも実施していることからも、増配と合わせて株主還元に力を入れていることが分かります。
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