グローバルファウンドリーズ(GFS)の将来性:最新決算は堅調も株価は下落?詳細な業績分析を通じて今後の見通しに迫る!
- 本稿では、注目の米国半導体銘柄であるグローバルファウンドリーズ(GFS:GlobalFoundries)の最新決算、並びに、足元の業績推移の詳細な分析を通じて、同社の今後の見通しと将来性を詳しく解説していきます。
- TSMCはHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)分野の好調やAIチップ需要の増加により、2024年に前年比約30%の売上成長を見込んでいます。
- 一方で、グローバルファウンドリーズも財務状況が改善しており、2024年には3倍のフリーキャッシュフローを達成する見込みですが、株価は低迷しています。
- グローバルファウンドリーズは慎重な設備投資戦略を採っており、売上が90億〜100億ドルに達するまでは成長投資とフリーキャッシュフローのバランスを重視しています。
グローバルファウンドリーズ(GFS:GlobalFoundries)の競合であるTSMC(TSM)に関して
まずは対照的に、世界トップのファウンドリであるTSMC(TSM)を簡単に見てみましょう。同社は2024年に前年比でおよそ30%の売上成長を見込んでおり、その成長は主にHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)分野の好調さに支えられています。特に、AI加速チップの需要が急増していることで、TSMCは大きな恩恵を受けています。この好調さは株価にも反映されており、過去1年間で104%も上昇しています。
ただし、TSMCの株価は夏にかけて史上最高値の193ドルから下落しました。この下落が生んだ投資機会については、7月21日に公開した下記のTSMCに関するレポートで詳しく解説しておりますので、是非、インベストリンゴのプラットフォーム上でご覧いただければと思います。

(出所:Yahoo Finance)
その後、株価は順調に回復し、現在は約178ドル付近にあります。最近、TSMCに新たな追い風が吹いていますが、あまり注目されず、メディアでもほとんど報じられていません。この点についても、9月初めに執筆した下記のインテル(INTC)に関するレポートで詳しく触れています。
インテル(INTC)とTSMCの関係とは?インテルの5N4Yの進捗と20Aの製造をキャンセルした理由と合わせて徹底解説!

実は、インテルが20Aプロセス(インテルが開発していた半導体製造プロセスの一つ)を中止したことで、次世代クライアントプロセッサ(個人向けのデバイスに搭載されるプロセッサ)「Arrow Lake」の製造(最終パッケージングを除く)の全てをTSMCが担うことになったのです。まずMeteor Lake、次にLunar Lake、そして今回のArrow Lakeです。もちろん、TSMCはアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)向けのPCクライアントプロセッサや、クアルコム(QCOM)向けのSnapdragon Elite Xプロセッサも製造しています。これらは全てPCクライアントプロセッサ分野の話です。
グローバルファウンドリーズ(GFS:GlobalFoundries)の現状
では、グローバルファウンドリーズ(GFS:GlobalFoundries)について見てみましょう。同社の株価は2024年に非常に
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