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11 - 04 - 2024

アムコー・テクノロジー(AMKR)今後の株価見通しとは?最新決算とガイダンスは予想を下回り株価は大幅下落!

ダグラス・ オローリンダグラス・ オローリン
  • 本稿では、注目の米国半導体銘柄であるアムコー・テクノロジー(AMKR)の10月28日に発表された最新の2024年第3四半期決算の分析を通じて、同社の今後の株価見通しと将来性を詳しく解説していきます。
  • 最新の決算ではEPSが予想を下回る一方で、売上高が予想をわずかに上回りましたが、アップル関連の需要低迷が影響しました。 
  • 第4四半期のガイダンスでは、通信分野の大幅な調整が示唆され、自動車や産業分野は安定的な成長が期待されています。
  • アップル製品の出荷減少がアムコー・テクノロジーの業績に影響を与えると予想されており、今後の市場動向に注目が集まっています。

アムコー・テクノロジー(AMKR)の最新の2024年度第3四半期決算発表に関して

アムコー・テクノロジー(AMKRは10月28日に2024年第3四半期決算を発表していますが、アップル(AAPL)関連で振るわず、「Apple」という言葉を極力避けていましたが、行間を読めば明らかでした。

2024年度第3四半期決算

・EPS:0.49ドル(FactSet予想:0.50ドル)

・売上高:18.6億ドル(FactSet予想:18.4億ドル)

2024年度第4四半期ガイダンス

・EPS:0.28〜0.44ドル(FactSet予想:0.55ドル)

・売上高:16〜17億ドル(FactSet予想:18.4億ドル)

まず、今回の決算説明会では、コミュニケーション面が弱点であるように見えました。

下記は決算説明会での遣り取りの一部です。

(原文)For full year 2024, we anticipate Communications will decline single digits and automotive and industrial will decline double digits

(日本語訳)2024年の通期では、通信分野が一桁台、自動車および産業分野が二桁台の減少を見込んでいます

同社はiPhoneのパッケージングパートナーであり、今回のコメントからも売上が期待に届かなかったことが強調されています。

消費者向け分野で多少の調整は予想していたものの、主な調整は通信(アップル)分野で起きていたようです。

(原文)Yes, correct. I think we expect if we take a little bit more color on the fourth quarter, we expect auto and industrial to stabilize slightly up, Computing to continue to be up, and a slight correction down for Consumer, that's on the current ramp of the IoT wearable devices. But that's a relatively small correction seasonally. The main correction is in Communications.

(日本語訳)はい、そうです。第4四半期の見通しを少し詳しくお伝えすると、自動車と産業分野はわずかに安定して増加し、コンピューティング分野も引き続き増加傾向が続くと見込んでいます。一方、消費者向け分野はIoTウェアラブルデバイスの拡大による影響でわずかに減少する見通しですが、これは季節的な調整として比較的小幅なものです。主な調整が必要なのは通信分野です

これは、台湾出身の著名なアナリストで、Apple製品に関する正確な予測で知られているミンチー・クオ氏の予測通り、注文が削減されることをほぼ裏付けているようです。

アップルのiPhone出荷台数は大幅に予想を下回るように見えますが、その際には同社の株価がどう動くかは予測がつきませんね。

今後の展開に注目です!

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