09/11/2024
強気
メタ・プラットフォームズ
強気
他の大手テクノロジー企業との比較やRule of X、相対評価およびDCF法によるバリュエーション、そして最近の株価動向を踏まえ、現在のメタ・プラットフォームズに対して「強気」で見ています。

Part 2:メタ・プラットフォームズ(META)のAI投資は順調?生成AI「Llama」のオープンソース化戦略と将来性に迫る!

a blue and white object with red circles on itコンヴェクィティ  コンヴェクィティ
記事要約
  • 本稿、Part 2では、メタ・プラットフォームズ(META)のAI投資、自社の生成AIモデルであるLlamaプロジェクトのオープンソース化を含めた収益化の可能性、並びに、その将来性について詳しく解説していきます。
  • メタ・プラットフォームズのLlamaプロジェクトは、1000億ドル以上の資金規模に対応する収益化戦略が必要です。そのためのアプローチとして、SaaSや企業向けソリューションが考えられます。
  • 同社はLlamaを消費者向けアプリケーションや企業向けソリューションに活用し、開発者エコシステムを育成しながら、ガバナンスやアライメントサービス、強化された機能を通じて収益を得ることができます。
  • 収益化の選択肢としては、アルファベットのAndroidバンドルを模倣したり、Databricksやパランティア・テクノロジーズのような戦略を採用する、もしくは、新しいアプローチを模索することが考えられますが、初期の直接的な収益は企業セグメントから得られる可能性が高いでしょう。
  • メタ・プラットフォームズは、APIベースの「Llama-as-a-Service」を提供し、超大規模モデルへの手頃なアクセスを企業に提供することで、オープンソースモデル市場を統合することもできるかもしれません。
この記事は約 11 分で読むことができます。(記事文字数:約 5,300 文字)

※「メタ・プラットフォームズ(META)自社LLM「Llama」のオープンソース化の狙いは?他社のLLMと徹底比較!」の続き

メタ・プラットフォームズ(META)のLlamaの収益化とオープンコアの可能性

前回のメタ・プラットフォームズ(META)に関するレポートでは、LlamaをAndroidに例えていましたが、プロジェクトの資金が100億ドルを超えた今、この比較はあまり適切ではなくなっています。必要な資金がさらに1,000億ドルを超えると予想されている中で、メタ・プラットフォームズは早急にLlamaの収益化(マネタイズ)を進める必要があるでしょう。

簡単な方法として、Llamaをインフラストラクチャ・アズ・ア・サービス(IaaS)として提供し、消費者向けのアプリケーションをソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)として位置づけることが考えられます。これらのアプリケーションには、レコメンデーションエンジンや広告プラットフォームが含まれ、これが主要な収益源になる可能性があります。さらに、メタ・プラットフォームズはAIエージェントを開発しており、ユーザー向けアプリの利便性を向上させ、広告主がキャンペーンを最適化できるようにすることで、広告費の増加を狙っています。

この二本柱の戦略により、複数の収益源が生まれる可能性があります。Llamaをオープンソース化することで、アルファベット(GOOG/GOOGL)のAndroidのように開発者コミュニティを活性化させることができますが、メタ・プラットフォームズはプレミアムサービスやエンタープライズ向けの機能を通じて収益化をコントロールすることも可能です。同社はすでに主要なクラウドプロバイダーと提携しており、LlamaはApache 2.0ライセンスを使用していますが、200万ユーザーを超えるベンダーはメタ・プラットフォームズと商業利用権について交渉する必要があります。

そして、下記の通り、メタ・プラットフォームズには収益化の選択肢が主に3つあります。

1. アルファベットがAndroidにGMSをバンドルするように、Llamaをバンドルする。

2. オープンコア2.0戦略を採用し、Llama自体はオープンソースにしながら、エンタープライズ(企業)向けの重要なコンポーネントをクローズドソースのSaaSとして提供する。

3. その他の新たなアプ

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