ジェームスの2026年7〜9月期・投資アイデア20件を検証:平均15.1%上昇、損失も公開

■20件の平均は15.1%
2026年7〜9月期に公表した20件を9月23日終値で検証。同額配分の平均騰落率はプラス15.1%、同じ開始日に配分したSPYはプラス1.7%でした。
■15件がプラスで市場超え
20件のうち15件がプラスで、同じ15件が各保有期間のSPYを上回りました。上位はPalantir、サークル、サンディスクで、いずれも40%超の上昇でした。
■損失も含めて検証
ビストラはマイナス8.7%、ヌー・ホールディングスはマイナス7.7%。残るマイナス3件も示し、判断時に挙げていたリスクと、その後の値動きを振り返りました。
■比較条件に注意
基準価格は原則として公表日の終値、評価価格は9月23日の終値です。価格のみを比較し、配当・手数料・税・為替変動は含めていません。
2026年7〜9月期に、私たちは有料読者向けに20件の投資アイデアを公表しました。9月23日の終値で検証すると、20件の平均騰落率はプラス15.1%。それぞれの公表日に同額をSPYへ配分した場合の平均はプラス1.7%でした。20件のうち15件がプラスで、同じ15件が保有期間をそろえたSPYの成績を上回っています。
これは、好調だった銘柄だけを抜き出した記録ではありません。プラス40%を超えた3件に加え、マイナスとなった5件も含めて、判断の根拠と実際の結果を振り返ります。
1. 20件をどう評価したか
4つの確認項目
公表した20件は日付を記録し、後から成績を検証できるようにしています。判断時に見たのは次の4点です。
- 値動き:主要な移動平均線付近での下げ止まり、MACDの転換、RSIの逆行現象、自社アルゴリズムのシグナルなど、投資判断を行った時点を確認しました。
- 企業業績:株価の下落と事業の変化を分けて評価しました。Palantirは約20%、Vistraは約30%、SpaceXは40%超の下落を経ていましたが、その間も業績の変化を確認しました。
- マクロ環境:AI設備投資が半導体から電力、メモリー、光通信、導入段階へ広がる動き、ステーブルコインの決済利用、ドル安などの構造的な流れを見ました。
- 調査:取り上げた対象の背景と、見立てが崩れる条件を個別の記事で説明しました。
【補足】移動平均線・MACD・RSI
移動平均線は一定期間の株価の平均をつないだ線です。MACDは短期と長期の価格傾向の差、RSIは値動きの勢いを測ります。これらは判断の材料であり、反発や上昇を保証する指標ではありません。
同額で投資した場合の比較
20件の公表日にそれぞれ1,000ドルずつ配分していた場合、合計2万ドルは9月23日時点で約2万3,030ドルとなり、全20件の単純平均はプラス15.1%でした。各公表日に同じ1,000ドルをS&P 500連動ETFのSPYへ配分した場合は、約2万330ドル、プラス1.7%です。

(出典: 著者作成)
プラスとなった15件は、すべてそれぞれの保有期間のSPYも上回りました。プラスだった15件の平均は22.2%、マイナスだった5件の平均はマイナス6.0%で、最も下落した例はマイナス8.7%でした。7月、8月、9月の各月に公表した対象の平均成績
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